アトピーに負けないっ!

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現役アトピーが悪化させない洗顔方法を教える

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アトピーにとって洗顔方法は超重要です。

 

顔っていちばん目立ちますし、アトピー以外の問題が発生しやすい場所なのですよ。ニキビとか。

 

この記事では「アトピー×顔」をテーマにアトピーを悪化させない洗顔方法について解説していきます。

 

顔のアトピーが悪化する原因を理解する

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顔のアトピーが悪化する原因は「刺激」です。

 

アトピーを悪化させない洗顔方法とは、可能な限り刺激の少ない洗顔方法ということです。

 

刺激には個人差があります。 生まれつき肌の強い、弱いもそうですが化粧をする、しないでも差があります。

 

今回はきちんと再現性のある、現実的な範囲で可能な限り刺激の少ない洗顔方法について解説します。

 

ちなみにかなり道具に頼ります。 美容に詳しい人なら「泡」の大切さを良くわかっていると思いますが、いい洗顔をするための泡を手で作ろうと思うと鍛錬が必要になります。

 

(言い過ぎではなく、本当に鍛錬レベル)

 

これは再現性が高いとは言えませんので、道具を活用することで品質を担保するという狙いです。

 

顔を洗うタイミングは朝・夜の2回

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顔の刺激はおおきく2つにわけられます。

 

・汚れの刺激

・洗顔の刺激

 

洗顔のタイミングとはシンプルに、このバランスが「汚れ>>洗顔」になった時です。

 

ここで難しいのが「顔の汚れ」が良くわからないこと。

 

季節や体調で皮脂の分泌は変わりますし、環境でチリやほこりなどの付着物も変わってきます。

 

挙句の果てに、これは全部ひとによって違います。

 

変化する要素がたくさんあるのに明確な確認方法が無いから困るのですね。

 

何らかの基準がないとどうしていいのかわからないわけです。

 

そこで洗顔の基準を説明します。

 

アトピーの洗顔は朝・夜の2回を基準にしましょう。

 

理由を説明します。

 

朝洗顔の目的は「清潔感の維持」

 

寝ている間にかなり皮脂分泌がありますから、洗顔しないで出かけるのは清潔感を損なうわけですね。

 

朝の洗顔は軽く皮脂を落として清潔感を整えるイメージです。

 

あとで詳しく説明しますが、落としたいのは皮脂なので朝洗顔は軽めに行います。

 

夜洗顔の目的は「肌の状態維持」

 

原則として顔は露出していますから汚れやすい。

 

夜の洗顔で汚れを落として肌の状態を整えるイメージです。

 

これもあとで詳しく説明しますが、夜の洗顔はしっかりと行います。

 

朝の洗顔は軽めに行うのがポイント

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朝洗顔の目的は睡眠中に分泌された皮脂を取ること。

 

で、ご存知の方も多いと思いますが皮脂は取りすぎてもいけないというものでもあります。

 

あと知っておいて欲しいのは皮脂は(比較的)落としやすいのです。

 

だから朝の洗顔は軽めの「水洗顔」で十分です。

 

洗顔料は不要です。 水だけで十分。 こすらないで洗顔しましょう。

 

水洗顔でぬるま湯を使うという話を聞いたことないでしょうか?

 

ぬるま湯を使うのは皮脂を落としやすく(溶かしやすく)するためですね。

 

手や指で顔をこすったりパンパンしたくなる気持ちはわかりますが刺激になりますのでやめましょう。

 

コツはたっぷり水やぬるま湯をつかうこと。 何回も何回もパシャパシャやって皮脂汚れを落とすイメージですね。

 

さっぱり感が少ないので慣れないと思いますが、さっぱり感って「刺激」なのでアトピー的にはやりすぎです。

 

さてここで必殺アイテムが登場します。 それは一秒タオルです。

 

↓吸水性が最高レベルに高い「1秒タオル」

 

超吸水性が高いタオルなら何でも良いです。

 

せっかく肌の刺激を抑えるためにたくさんの水(ぬるま湯)をつかって軽めの洗顔をしても、タオルでこすってしまっては台無しです。

 

では、どうしてタオルでこすってしまうのか?

 

シンプルに「水を吸わないから」 吸水性の問題のです。

 

こすらないと顔の不要な水分がとり切れないからこするのです。 必要だからこするのです。

 

だから「肌にあてただけで十分に吸水してくれるタオル」を使えばよいのですね。

 

ぶっちゃけ、アトピー対策ガチるなら全身で使ったほうが良いアイテムです。 ただこれちょっと高いんですよね。

 

それでもこのアイテムを例に取り上げる理由は化繊じゃなくてコットンであることが理由です。

 

化繊で同じような機能性タオルありますが、化繊がアトピー悪化の原因になるといけませんからね。特に顔ですし。

 

なので「吸水性抜群の天然素材」という条件を満たすアイテムを使うのがおススメです。(条件満たし、肌に合えば何でも良いと思います)

 

顔は目立ちます。 費用対効果抜群の個所なので、ちょっと良いモノを導入してみることをおすすめします。

 

★★★

 

ちょっと話がかわりますが。

 

朝の洗顔を弱めにしているので不安を感じる人がいると思います。 洗顔後、出かけますからね。最初はみんな不安に思います。

 

弱めの洗顔で不安に思うと洗顔を強めにしようと考えるモノですが、洗顔を強めること自体は否定しません。

 

しかし、洗顔を強めるなら夜の洗顔を強くしてください。

 

考え方ですね。 夜しっかり汚れを落とし切っていないから、朝の軽い洗顔だけでは不安になってしまうのです。

 

朝の洗顔は低刺激である必要があります。

 

日中と夜間、どちらのほうが肌への刺激が強いのかを考えるとわかりやすいと思います。

 

強い刺激の洗顔をした後でかけますよね?

 

刺激を受けた肌が紫外線や排気ガス、ちりやほこりによってさらに刺激を受けるわけです。

 

それに、どれほど朝しっかり洗顔したとしても夜洗顔を無くすことはできません。

 

肌への刺激の総数が多くなり続けるのでアトピー対策としては不適切なのです。

 

夜の洗顔はしっかりやりましょう!

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朝の洗顔を軽めにした分、というか朝の洗顔を軽めにするために、夜の洗顔はしっかりやりましょう。

 

夜洗顔のポイントは「泡で洗うこと」です。

 

夜の顔には1日分の、あらゆるよごれが付いていますから、朝洗顔みたいにパシャパシャ洗顔では落ち切りません。

 

手や指を使ってこすり洗いしていく必要があるのですが、こすり洗いはアトピー肌への刺激になるのでいけません。

 

この矛盾を泡が解決してくれます。

 

指が顔に直接触れると、こすれると刺激になりますから「泡」をクッションにするわけですね。

 

繊細な、細かい泡を毛穴に滑り込ませて汚れを浮き出すイメージです。 なので泡立てネットが必要になります。

 

最初は100均で買える泡立てネットでも十分です。 一応このブログでも泡立てネットをおすすめしておきます。

 

↓泡立てネット

 

ネット口コミとか見てもらえれば理解できるのですが、泡立てネットってかなりハッキリ差がでる系のアイテムです。  泡の質が違うのです。

 

アトピー的に必要な泡は繊細で細かい泡です。 なるべく刺激を少なくしつつ、汚れはしっかりと落としたいからですね。

 

ぶっちゃけ、お金のかけ方としては「泡立てネット>>>洗顔料」です。

 

洗顔料の性能を引き出すために泡立てネットが必要だからですね。 洗顔料は「泡」の状態で効力を発揮するよう設定されていますから、まず泡づくりからなのです。

 

気の利いた、高級洗顔料メーカーの売り方を見てください。泡立てネットがセットになっていでしょう?

 

↓バルクオム(ネットだけで600円~くらいします)

 

低刺激なやさしい洗顔には繊細な泡が必須なのです。

 

夜の洗顔は入浴中にやるのが良いでしょう。 意識せずとも多少毛穴が開いた状態になりますからね。

 

入浴中に洗顔する場合は、髪を洗った後にやるのがポイントです。

 

せっかくきれいにした顔に髪を洗った、汚れを含んだ泡が流れたら台無しですし、毛穴の開きを考えるとなるべく最後のほうに洗顔したいですからね。

 

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気になる洗顔フォームですが、これはそれほどこだわらなくても良いと思います。 しいて言うならオリーブせっけんですかね。

 

アトピーに効くとおすすめされた市販のオリーブせっけんがとても良かったから子供にも使うことにした - アトピーに負けないっ!

  

 

洗顔料の成分よりも洗い方のほうが重要です。 また、下手に新しい洗顔料を使ってアトピー肌への合う・合わない問題に挑戦するよりすでに肌に合うことが確認できているアイテムのほうが良いです。

 

繰り返しになりますが洗い方は重要です。ケチらずたっぷりの泡でやさしく洗うこと。

 

これは本当に試してみてほしいのですが、しっかりとした繊細な泡で洗顔すると、やさしく洗ったにもかかわらず自然なさっぱり感を実感できるはずです。

 

あとはタオルですね。 朝洗顔と同じで吸水性の高いモノを使いましょう。

 

↓吸水性が最高レベルに高い「1秒タオル」

 

肌への刺激を意識した洗顔を身に着けてアトピー改善しよう

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意外に思うかもしれませんが「アトピー×洗顔」では洗顔フォームにあまりこだわりません。

 

道具なら泡立てネット、タオルなどにこだわったほうがよっぽど効果的かつ低刺激になります。

 

朝の洗顔は必須ですが軽くで良いのです。

 

軽くだとちょっと……となるならば、夜洗顔を工夫してみましょうね、というお話です。

 

もちろん個人差がありますからあくまで参考です。 でも、基準があったほうがやりやすい筈です。

 

この記事を参考にしていただき、いろいろ改造、試行覚悟していただいて、じぶんにあった洗顔方法を見つけていきましょう!