すねのアトピーがかゆくて掻いて、かゆくて掻いてを繰り返していたら毛根が死にました。
アトピーの人で指毛が生えそろっている人は少ないと思います。 アトピーなら指は必ず掻きますからね。 特に第一関節と第二関節の間がきれいに毛がなくなっているハズ。 ここは良く掻きますからね。
よく掻く部分の毛根が死ぬ。 掻き壊しを繰り返したのが原因なのか、ステロイドが原因なのかはわかりませんがアトピーあるあるだと思います。
ぼくはコレですね毛を失いました。
「いち部分だけすね毛が生えていない」事実を背負うとすね毛を剃りたくなります。違和感を無くしたくなるのですね。
あ、ここからしばらくすね毛の話が続くので「顔のアトピーがぶり返さなくなった理由」を先に書いておきますね。
顔のアトピーがぶり返さなくなった理由は「ヒゲ剃り見直してヒゲ脱毛したから」
もうちょっと掘り下げると、すね毛の死から毛剃りの肌ダメージを実感したので、
・ヒゲ剃り方法&アイテム見直して肌ダメージを少なくした
・そもそもヒゲ剃り回数を減らす(無くす)ためにヒゲ脱毛した
をやった結果、顔のアトピーがぶり返さなくなったという話です。
- 一部分だけつるつるになるという地獄
- すね毛を剃るとアトピーが復活する地獄
- 毛を剃ると肌の負担になることに気が付いた
- プレシェーブローション効果あったけど続かなかった
- シェイバー見直した。アトピー肌にはフィリップス一択。今も使っている
- 結局、ひげ脱毛をした。 アトピーの脱毛は「期間、回数無制限」にしないと損をする
一部分だけつるつるになるという地獄
汚い写真で申し訳ありません。 でもほら、みてください。キレイに一部分だけすね毛が生えていないでしょう? 足のアトピーが治って何年も経っていますがすね毛が生えてくる気配がありません。 毛根が死んだのです。
これ地味ですがかなりの悩みポイントです。
もともと毛が薄ければ目立ちませんが残念ながらすね毛濃いめ。 一部分だけきれいに毛が生えていないのは違和感すごいです。
田んぼのど真ん中にぽつんと建ったマンションの写真を見たことないでしょうか? ああいう感じのスゴイ違和感があります。
この違和感がじぶんの体にあるというのはちょっと言葉にならない。
すね毛を剃るとアトピーが復活する地獄
もう生えてこないでしょうし、育毛剤をすねに塗りたくる自分を想像するのも嫌。
違和感を無くせばよいのですからすね毛を全部剃ればいいのです! …とならないのがアトピー肌の辛いところ。 剃刀で肌が負け、アトピーが悪化するのです。
おまけに生えかけのちくちくが刺激、ストレスになってしまい全身のアトピーが悪化する始末。(ここでもアトピーが悪化する原因はストレスなんだと実感しました。)
違和感に慣れるまで耐えられませんでした。
毛を剃ると肌の負担になることに気が付いた
すね毛と格闘していたわけですが、すね毛を剃るのに使ったツールを見て気が付きました。 コレ使ってヒゲ剃ってるんだよなって。
すねと顔、どちらが弱いか。 普通に考えて顔だよなと思いました。
洗顔や保湿には気を使っていましたがヒゲ剃りダメージを抑える工夫をしていないことに気が付きました。
顔のアトピーは出たりでなかったりという状態でしたが、出る前は決まって乾燥していました。
そして、乾燥するところは剃刀を当てているところが多く、ヒゲ剃りの影響を疑ったのです。
プレシェーブローション効果あったけど続かなかった
どんな感じでヒゲ剃りしていたかというと、ブラウンの電気シェーバーを使っていました。深剃りできるやつ。
肌に優しいとかそういうのよりも「早くできる」「深剃りできる」ほうが優先度が高かったのです。
ヒゲが伸びた状態で仕事に行くわけにはいきません。 青髭や夕方生えてくるヒゲ面も気になります。 「清潔感&エチケット>>>アトピー」という考え方です。
朝は忙しいですからサッと剃れる、簡単に剃れるのも魅力です。
この考え方で改善すると「プレシェーブローション使ってみよう」となるのです。肌に優しい、深剃りできるって書いてありますし。
まず電気シェーバーで使えるやつを試しました。肌にぬるとエタノールが揮発して細かいパウダーが残って滑りを良くしてシェイバーのダメージを少なくするやつですね。
これは肌に合いませんでした。エタノールがダメで肌が赤くなってしまい、数回使ってもうダメだってなりました。 楽だし買いやすいし量もたくさん入っていたので、肌にあれば良かったのにな~と残念に思いました。
次に試したのが泡のやつ。シェービングフォームですね。 ブラウンのヒゲ剃りが防水の、お風呂で使えるやつだったので泡のやつが使えたのです。
シェイバー見直した。アトピー肌にはフィリップス一択。今も使っている
プレシェーブローションやシェービングフォームを試しつつ、電気シェーバーもいろいろ試していました。
これに関してぼくの中では結論が出ていて、アトピー肌のヒゲ剃りはフィリップスの電気シェーバーで決まりです。もうこれ一択。
アトピー肌に使うシェーバーのポイントはこんな感じ。
・剃り方自体が肌に優しい
・剃り味がおちにくい
・自動洗浄機能が無い
・防水仕様
アトピーでフィリップスを検討している人、正しいです。 変な見た目独特の形状で実現されたやさしさは本物です。 ブラウンなどの往復式(だっけ?)と比較すれば明確に理解できます。
仕組み上、刃がずっと研磨されて剃り味が落ちにくいのもポイント高いです。
ブラウンシェーバーの刃を変えた後「今日は肌の調子が良いな~(肌ダメージが少ないな~)」と思う時がありましたが、これって切れ味の落ちた刃が肌ダメージを増加しているってコトなんですよね。
フィリップスに限らず自動洗浄機能は不要です。 アレは罠。
刃に残った洗浄液が悪さをします。 事実、ぼくは 自動洗浄機能使わなくしたらアトピーが改善しました。
防水仕様であればじゅうぶん清潔に保てます。
シェーバーを清潔に保つことはアトピー改善で重要です。 お風呂で使えるタイプのやつだと水+せっけんで洗っても壊れません。
アトピー向け最強シェーバーのフィリップスですが、欠点があります。 慣れが必要なことです。
説明書にも書いてありますが、慣れないときちんと剃れないです。
練習が必要なレベルですが、ちゃんと使えるようになるとかなり深剃りできます。 肌に優しく深剃りできるので、コレが使いこなせるようになってからはプレシェーブローションとかが必要なくなりました。
ぼくは使いこなせるようになるまで3か月くらいかかったので、アトピーの子供には早いうちに教えてあげようと思いました。
結局、ひげ脱毛をした。 アトピーの脱毛は「期間、回数無制限」にしないと損をする
かなり対策したのでヒゲ剃りダメージ自体はすごい改善しました。
しかし、ヒゲ剃りが肌に与えるダメージの大きさとアトピーへの悪影響に気づいてしまったのでどうにかヒゲ剃りをやめたいと思うようになりました。
ひげを伸ばすワケにはいきませんし、ヒゲを伸ばしてもヒゲ剃りはなくならない(整える必要なあるから)ので、脱毛することにしました。
フィリップスの髭剃りを使い始めてから肌の調子が良く、医療脱毛(痛いやつ)でヒゲ脱毛しました。
ヒゲ脱毛のダメージでアトピーが悪化することもありましたが、タイミングがコントロールできたので十分時間をかけてやることで何とか脱毛に成功しました。
ある程度脱毛が進んでくるとヒゲを剃らない日が増えてくる。 で、気が付くと顔のアトピーに悩まなくなっているのです。
肌の乾燥が気になる頻度も減る。 やっぱりヒゲ剃りはダメージになっていたんだなぁと実感したのです。
アトピーの脱毛は大変です。 まず脱毛できる肌の状態まで持っていかなくてはいけません。
お医者さんと相談しながらやるのはもちろんなのですが、脱毛プランの選び方も大切です。 期間と回数が無制限のプランを選ぶべきです。
肌の調子が良いタイミングで行く必要がありますから期間が決められていると厳しいです。(永久脱毛の保証って言い方をしたりします)
脱毛する日(する時)、その日その場でレーザーの強さを決めるのですが、肌の調子に合わせて弱めのレーザーを選ぶ日も出てきます。 レーザーが弱いと通院回数が増えるので回数に制限があると厳しいです。
脱毛は万人にすすめられる方法ではありません。 脱毛が原因でアトピーが悪化する可能性がありますし、脱毛自体がかなり長くかかります。 あと痛い。
ヒゲ剃り(女性の場合は腕とかの体毛剃り)の問題は一生ついて回ります。 好循環に入るとメリット大きいことは事実なので、やった記録を残しておきます。