あおり気味のタイトルで申し訳ありません。
言いたいことは「アトピーが治った先を考えよう」ということです。
何故ならアトピーが治るという保証なんてどこにも無いから。 アトピーを治すことを目的にしてしまうと目的が達成できずに、がっかりしたまま人生が終わる可能性があるからです。
アトピーで悩み、苦しむのは事実です。
しかし、「アトピー改善」という目的の先にあるものを無視してはいけません。
幸せに、平和に、より良く暮らしたいからアトピーを治したい
「アトピーを治して得たいものは何か」を真剣に考えたことはありますか?
仮にですよ。 100%アトピーが治る薬があったとして、副作用で100%人生が不幸になる薬があったとしても飲む人は居ないでしょう。
アトピー改善はあくまで手段。 幸せに生きることが目的なのです。
ぼくがアトピーとストレスの関係性を最重要視している理由です。
アトピーで苦しむのもほかの事で苦しむのも、人生が楽しくないという意味では同じこと。
生活からストレスを無くしていくことはアトピー改善に効果がありますし、人生が楽しくなることにつながります。
そこまでいかずとも、少なくても苦しくはなくなりますから、これを基盤に頑張っていくと効果が出やすいのは当たり前なのです。
「良い暮らし」を目指していく過程でアトピーが改善するのがいちばんいい
逆に、アトピーを上回る幸せを得ることができれば人生トータルで見た場合、しっかり勝ち組だと思います。
この視点で物事を見ると、アトピー改善の手段が無限に広がります。
サプリメントを例にしましょう。
「アトピーに効く」サプリメントではなく「確実に健康に寄与する」サプリメントが選択肢に入ってきます。(マルチビタミンとか)
健康という幸せの土台がしっかりすれば自ずとアトピーも改善されるという考え方ですね。
シャワーヘッドも同じです。
「アトピーに効く」シャワーヘッドではなく「美容効果のある」シャワーヘッドが選択肢に入ってきます。
健康な肌作り、十分な清潔感、育毛対策(ハゲが不幸という意味ではありません。念のため!)などの先にアトピー改善がセットであるという考え方です。
アトピーの人は実際に辛いし悩みも長い。 どうしてもアトピー中心に考えてしまいます。 しかし。だからこそ。 アトピーという主語主観を抜いた視点を意識して持つと世界が広がるのです。
リソースが限られていることを意識する
人生のリソースは有限です。
アトピーにリソースを割くことを否定するわけではありません。
しかし、その先にあるじぶんの人生の幸せ、じぶんと関わる人の幸せにより多くのリソースを割いたほうが人生は確実に豊かになります。
アトピーと向き合って一生懸命対策することはとても素晴らしいことです。
でも、アトピー対策だけにリソースをつぎ込みすぎた結果、不幸になってしまうのはとても悲しいことです。
『アトピー改善は幸せな人生をおくるための手段である』
手段と目的を間違わないよう、定期的にこの言葉を思い返して自戒しています。(治すに固執するのではなく、克服するのが良いと思います)