アトピー改善に「水」が効きます。
水がアトピー改善の役立つのは主に2つの理由があります。
・保湿効果
・便秘改善
保湿効果はピンとこない人は喉が渇いているや下痢の時の肌状態を確認してみるよ良いです。 間違いなく乾燥しています。(それどころじゃないので見逃されがちですが)
参考記事→水を飲むとアトピーが良くなる。水を飲むのは保湿のため - アトピーに負けないっ!
適度な水分補給は健康のために気をつけることですが、アトピー改善にも重要なことです。
そうは言っても意識して水分補給をするのは意外と続かないもの。
今回は水分補給のハードルを下げて水分補給をしやすくすることをテーマにお話していきます。
「常温の水」を用意すると上手くいく
水分補給を習慣化するコツなのですが、「温度」を気にしてください。
特に大切なのが「常温の水」が常に用意されている環境にすることです。
この考え方は昔は存在しなかった考え方だと思います。蛇口をひねれば常温の水が出てきましたから。
現代は蛇口の水をそのまま飲むというのは稀でしょう。 ほとんどの場合、ペットボトルの水を買って飲むか、浄水器を通した水を飲むと思います。
ペットボトルの水やポット型浄水器の水は冷蔵庫で冷やして管理しがちです。
冷たい水はおいしいですが、冷たい水を欲しない時もあるのです。 特に女性に多いと思いますが、コップの水がぬるくなるまで手を付けないで待った経験はないでしょうか?
そしてコップの水がぬるくなるのを待っている間に水を飲む気がなくなってしまったり、コップの水にほこりが浮かんでいて捨ててしまったりで結局、水分補給のチャンスを活かせなかったことはないでしょうか?
意外と水分補給が苦手な人って多いです。
「水を飲みたいな」と思ったタイミング(チャンス)を逃さず、スムーズに水分補給ができる環境というのはとても効果的なことなのです。
具体的にどう対策していくかですが、テーブルにピッチャーやジャーと呼ばれる水の入れ物を用意しておきましょう。
具体的にこういうアイテムです。
これはウチでも使っているアイテムです。
常温で水を保管できるアイテムであれば何でも良いのですが、次の条件を満たすものが便利です。
・フタが付いている
・保温機能が無い
・容量が少な目(600mlほどが目安)
・見た目が良い
かんたんに理由を説明します。
フタはほこり対策です。 保温機能は必要ありません。むしろ早くぬるくなって欲しいくらいです。 容量については深い理由があります。 見た目は好みですが、常にテーブルにありますからよく目に入るので。
容量について詳しく説明します。
この手のアイテムは大容量(1リットルとか)を買いたくなりますが、いろいろ使い比べた結果600mlくらいがベストです。
というのもなるべく短いスパンで中身を使い切って入れ替えたいのですよ。 継ぎ足しとかでも良いのですが。
運用上「常温」管理になりますから衛生面が不安です。 ましてやペットボトルの水や浄水器の水を使うでしょう?
ペットボトルの水や浄水器を通した水には「塩素」が入っていないのが普通です。
塩素は殺菌目的で入っているものですから常温で長期保管したくないわけですね。
だから飲み切り+αくらいの容量である600ml程が扱いやすいのです。
定期的に、食洗器を回すタイミングでジャグも一緒に洗うのですが、その時に中身を捨てます。
当たり前ですが、傾向的にジャグの容量が多いと水を捨てる量も多くなりますから程よい大きさのジャグが良いのです。
後で浄水器の話をしますが、水が飲みたいなと思ったときに冷たい水と常温の水という選択肢があることが大切なのです。
冷たい水しか選択肢にないと実感し辛いと思いますが、冷水や氷水が苦手という人は多いです。 これに自分が気づいていないだけの人も多いのです。
テーブル(というか、身近)に水があるというのもポイントです。 水を取りにキッチンまで行くという行動自体がハードルなのです。
冗談みたいな話ですが、立ち上がって水を取りに行く労力をかけるくらいなら我慢すると考える人は多いのです。
常に視界に水があるというのが成功のコツです。
浄水器を用意して「水を捨てる」罪悪感を減らす
誤解を恐れずに言いますが「水を捨てる」罪悪感が減ると水分補給が上手くいきます。
特にペットボトルの水が顕著ですが、せっかっく買ったのだから飲み切らなくては!と思いませんか?
よく考えてみて欲しいのですがこれはストレスです。(強迫観念)
無理して飲むとどうなるか、考えてみてください。 おそらく、次からより小さい容量の水を買うようになりますよね?
容量の小さい水を買って、ちょっと足りないなと思ったら2本目を買うでしょうか? おそらく、ほとんどの人は我慢してしまうと思います。
水分補給の観点からは水は余裕をもって準備しておくことが大切。 でも、余裕を持つと「余る」リスクを抱えることになります。
水分補給はやりすぎもダメなので余った水を捨てることは仕方がないことなのです。
この文脈で、浄水器はすごく便利で効果的なアイテムになります。
お金を出してお水を買うペットボトルはどうしても捨てる罪悪感が強いです。 目の前の水にいくらお金を払ったかが明確だからですね。
浄水器もお金がかかっていますが、捨てる水が明確にいくらかかっているという風に考えるのは難しい。 つまりペットボトルの水ほど捨てるのに罪悪感が無いのです。
1リットル当たりの単価もペットボトルの水と浄水器の水では比較にならないくらい浄水器のほうが安いので、精神的&金銭的な負荷を大きく下げることができるのです。
水分補給はこまめなにやることが鉄則です。 実行するためには水が準備してあることが不可欠。
「ちょうどいい」を見極めるのは難しい。 でも「足りない」はダメ。 そう考えると水は余ってしまいがちなのです。
塩素が入ってない、常温で管理された水は長く持ちませんのでどうしても処分しなくてはいけません。(雑菌繁殖の問題)
どんな水であれ捨てるのはもったいないですが必要なことでもあります。 だからここのストレス(罪悪感)を減らすと水分補給が上手くいく可能性が飛躍的に高まるのです。
アトピー改善に水分補給は効果的
人間は半分以上が水分です。(成人男性だと60%以上。新生児だと80%以上!)
水分不足は様々な不調を引き起こす原因であり、最終的に死亡してしまうくらいのインパクトがあります。
アトピーは水分不足で現れるあらゆる症状に影響を受けます。
水分不足による肌の乾燥や便秘などからも影響を受けますが、このブログで何度も書いている通り、アトピー悪化の原因はストレスなのです。
水分不足のリスクは大きいですが工夫次第で割とかんたんに改善できる要素です。
アトピーが改善する水の飲み方として、「常温の水を手に取りやすい環境」を意識してやってみてください。
実際ウチではあまり水分補給をしなかった妻がこの運用で見違えるほど水を飲むようになったので効果てきめんです!
【おまけ】
ウチで使っている浄水器です。 なんでも良かったのですが冷蔵庫のドアポケットに入るサイズ感と、浄水器の中ではかなり良い見た目、浄水速度の速さが気に入って、もう何年もリピートしています。
※蛇口に取り付けられるやつが良かったのですが、形状的につかなかったのと、カートリッジの大きさからポット型を愛用しています。