アトピーに負けないっ!

アトピー克服した経験と方法をアトピーで生まれてくる子供のためにまとめたブログです

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アトピーを掻いても治った体験談。アトピーは掻いても良い

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こんにちは。終身名誉アトピーの灯です。

 

アトピー掻いちゃダメ。 アトピーなら嫌というほど耳にしたことがある言葉です。

 

でもよく考えてみてください。 アトピー掻かないなんて100%実践できると思いますか? アトピーを掻かないことを実践してアトピーを克服した人なんて本当にいると思いますか?

 

アトピーを克服するのに重要なのは「掻く」こととの付き合い方です。

 

アトピーのかゆみは我慢できません。 これはアトピー当事者なら誰もが理解している事実です。

 

実は「掻く」こと自体はそれほど問題では無かったりします。 今回はアトピー的「掻くテクニック」についてお話していきます。

 

 

アトピーを掻いても良い。ダメなのは掻き壊すこと

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アトピーを掻かないメリットについては話すまでもないですよね? 掻かなければ掻き壊れることがないわけですから。

 

でも、世の中良い事ばかりではありません。 メリットがあればデメリットもあるのです。 では掻かないデメリットとは何なのか。

 

それは心が壊れること。 強烈なストレスに悩むことですね。

 

このブログでは何度も何度も書いていますがアトピーのかゆみは尋常ではありません。 アトピーのかゆみを我慢することは不可能ではありませんが拷問の域です。

 

参考→猫が教えてくれた、子供にアトピー掻くのを我慢させてはいけない理由 - アトピーに負けないっ!

 

これはアトピーにしか理解できないことだと思います。

 

アトピーであればこそ、同じアトピーの人に「掻いちゃダメ」なんて言えません。 同じ苦しみが理解できるからです。

 

衝動ともいえるかゆみを我慢するとどうなるか。 強烈なストレスがかかって最終的に心が壊れます。

 

そもそも「掻いちゃダメ」なんてことは、本人がいちばん、本当に、誰よりも理解しているのです。

 

それでも掻かずにはいられないから掻いてしまって後悔する。 じぶん自身の意志の弱さにがっかりして苦しみ、心が壊れていくのです。

 

ですがこれは不毛です。 何度も言いますが「掻かない」なんてことは無理なのです。

 

掻かないのは無理なのですから掻いてしまう前提で対策したほうが効率よいと思いませんか?

 

では、掻くと何がいけないのか? 掻き壊れることがいけないことなんだと気づくはずです。

 

そうです。実は掻き壊れさえしなければ別に掻いてしまっても良いのです!

 

かゆくならないようにするテクニックと掻き壊さない掻きかたがアトピー克服テクニック!

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アトピーを克服するために掻くことを容認するのは超重要です。

 

掻くのを我慢することは不可能であり、掻くのを我慢すると強烈なストレスとなり、このストレスがさらなるアトピー悪化を招くからですね。

 

このブログではさんざん「アトピー悪化の原因はストレス」だといっていますが、掻くのを我慢すると負のスパイラルが始まってしまうのですね。

 

なので掻きかたテクニックを学んでおくと助かります。

 

掻きかたテクニックと言ってもそれほど難しいものではありません。

 

・かゆいと思ったらすぐ掻くこと

・深爪すること

・即保湿すること

 

この3つをやるだけでびっくりするくらい効果が実感できます。

 

根本的に掻くことを容認するわけですからこう考えます。

 

・我慢しないで掻いて早期に鎮火させる

・深爪してダメージを抑える

・即保湿で治癒を早める

 

掻くのを我慢するというのはいわばノーダメージ目標でゲームプレイをするようなものです。 こう例えると難しいのが理解できるでしょう?

 

掻くのを容認するということはゲームで言うところのダメージコントロールをしながらクリアを目指すイメージです。 普通の事ですよね?

 

なのでこの3つは全部セットでやってこそ意味があります。

 

アトピーなら誰しも掻くのを我慢して我慢して。 我慢しきれず強烈に掻きむしった経験があると思います。 我慢には必ず反動があることを身をもって知っているハズです。

 

こうならないようにするためにちょっとでもかゆいなと思ったらすぐに掻くようにします。

 

こうすることでダメージコントロールを狙っていくわけですね。 ドラクエみたいな感じです。

 

次に深爪です。掻き壊すのに使う「武器」は爪ですよね? 攻撃力を低くしておきましょう。 ロトのつるぎで細かいダメージ調整をするよりもどうのつるぎのほうが細かいダメージ調整がやりやすいのは誰でも理解できると思います。

 

最後に即保湿です。 掻くことを容認する、前提にするということは傷を受けること、ダメージを負うことを容認する、前提にするということです。

 

だからあらかじめ傷薬、やくそうを準備しておくこと必須になります。

 

白色ワセリンでもオロナインでもニベアでも何でも良いのであらゆるところにやくそうの準備をしておきましょう。

 

このブログでおなじみのこれ(クリームジャー)が便利なのは言うまでもないでしょう。

 

レベル上げをするなら回復場所が近い場所のほうが効率良いでしょう? クリームジャーは回復場所を増やしてくれる神アイテムだと気づくはずです。

 

ダメージを受けることを容認する代わりにやくそうやホイミで回復できるレベルにダメージ調整をしつつ、マメにきちんとアイテム使って高いHPを保ち続けるイメージですね。

 

掻くことを容認してみよう 

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ゲーム初心者にいきなりノーダメージクリアを要求したらうまくいかないのは当たり前です。

 

ここがアトピーの嫌らしいところなのですが「掻かない」って一見やればできそうなんですよね。

 

でも無理なんです。 掻かないというのは想像以上にハードルが高いことなのです。

 

プロアトピー患者のわたしが保証します。 たぶん他のアトピー仲間もみんな保証してくれると思います。 本当に無理なんです。 だから掻いてしまうのは恥ずかしいことではないのです。

 

だから掻くことを容認すると世界が変わります。

 

ドラクエでもマリオでも何でも良いのですが、ノーダメージでクリアしなくてもOKとなれば戦略の幅は大きく広がるのです。

 

わざとダメージ受けて無敵時間で突っ切ろうとかするでしょう? 防御を捨てて攻撃に徹することもあるでしょう? ダメージを受けないこが目的ではなくてゲームクリアが目的でしょう??

 

かゆみを我慢するのは無理でもダメージ調整なら意外と何とかなるものです。

 

今まで必死にかゆみを我慢して戦い続けてきた人にはとっつきにくい内容かもしれませんが、だまされたと思って試してみてください。

 

掻かないことが目的ではないのです。 掻き壊れることが問題なのですから掻き壊さない掻きかたは体得する価値があるテクニックなのです。

 

考え方が変わると思いますよ。

 

おまけ アトピーがかゆくなりにくくなる方法集

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この記事のテーマが「掻いても良い」なので深くは語りませんでしたが、そもそもかゆくならないのがいちばん良いです。

 

100%かゆくならない方法は存在しませんが(かゆみ自体が体からのシグナルなので当たり前なのですが)かゆくなりにくくなる方法は存在します。

 

保湿と湿度管理が効果的ですね。

 

このあたりは別にまとめた記事リンクを下に貼っておきますので参考にしてください。

 

あと、新しい取り組みを始める時は一緒にアトピーノートを始めるチャンスですからセットでやってみてください。

 

寝ている間にアトピーを掻かない方法(寝汗対策) - アトピーに負けないっ!

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