家族が原因でアトピーを悪化させない方法

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こんにちは。終身名誉アトピーの灯です。

「家族が原因でアトピーを悪化させない方法」、衝撃的なタイトルだと思いませんか？

アトピーなら頭を地面に打ち付けるくらい「うんうん」と肯定してくれると思うのですが、基本的にアトピーと集団生活の相性はすごく悪いです。

というか、アトピーの苦しみの本質は集団生活だからこその苦しみです。

そのうえ、この時期はアトピーに辛い季節です。　アトピーが原因で家の居心地が悪くなってしまう……　こんな悲しい事が起こりやすい時期でもあります。

今回は家族が原因でアトピーを悪化させない方法についてお話していきます。

究極の対策は家事を自動化してしまうこと

家族間で仲が悪くなりやすい、そのきっかけになりがちなことは様々ですが、アトピーが関わる分野に限定すると間違いなく家事が大部分を占めます。

アトピーに負けないっ！では再三再四、しつこいくらい記事にしていますが、根本的にアトピーと家事の相性は最悪です。　とくに手指のアトピーの原因が家事であることはかなり多いです。

水やほこり等、家事の実行にはアトピーが悪化する要素が詰まっていますからね。

そんな事実とは裏腹に、アトピーにとって家事はとても重要です。

わかりやすい例を出しますと、ホコリっぽい部屋だとアトピー悪化しますが、これを改善するためには掃除という家事が必要になりますからね。

アトピー改善だけを主体に考えるなら、アトピーはただひたすら「家事をやってもらう立場」に居たほうが改善効果が高いといえますが……　普通、共同生活でこの主張は通りません。

仮に、この主張が通ったとしても確実に不和の原因となります。

そもそもアトピーは部屋を汚しますからね。　いちばん部屋を汚すといっても過言ではない存在が誰かに後始末を押し付けるという見方もできますから、後始末をする側からすればたまったものではないでしょう。

だからと言って無理に家事参加するのも考え物。　アトピーが部屋を汚しまくったり、家事に神経質になっている時期は基本的にアトピーの調子が悪いですから、このタイミングで家事参加してしまうと自体は悪化の一途と辿るでしょう。

この相反する、難しい問題の唯一の解決方法こそ、家事の自動化なのです。

アトピーどうのこうの関係なく、家事はしんどい仕事です。

そうです。家事とは仕事なのです。　家はゆっくり、リラックスできるところでなくてはいけません。

アトピー悪化の原因はストレスですから、家に「やらなくてはいけない仕事（家事）」が存在することはとても大きなマイナス要素です。

リラックスには周辺環境も重要です。　大変そうに動いている人がいるそばでゆっくりリラックスすることなんてできませんよね？　気になってしまうのが普通です。

だから、家事は「誰がやるか？」ではなく「どうすればやらなくて済むか？」を考える必要があります。　これこそ、アトピー改善の極意なのです。

家族の誰かがやるのではだめなのです。これでは空気が変わらない。

やるべき作業を無くしていくことがとても大切です。　これができると環境全体の空気が変わります。　環境を整えるというのはこういうことです。

アトピーとステロイドは切っても切れない関係性がありますよね？　それこそ脱ステという言葉が生まれるくらいに。

どうしてこの流れでステロイドの話をするかというと、ステロイドはじぶんの体の中で作り出されるモノだからです。　主にストレスが原因で。

アトピーの症状は人それぞれであり、治療方針も様々です。　治療方針がさまざまということはお金のかかり具合も様々ということです。

中にはデュピクセントに代表される高額医療も存在しますが、環境改善に目を向けてみる、資金の使い道、選択肢に環境改善を検討してみるのも良いのではないかと思います。

結局、現存するアトピー治療は対処療法ですから完治はしないわけで、環境に原因があるのなら、それを取り除くことにリソース（資金）を投入するのは悪くない選択肢なのではないかと思うのです。

薬と同じで効果を100%保証できるモノではありません。　極論ですが、家事が大好きな人も居るでしょう。こういう人にとって家事の自動化は好きなモノを取り上げる行為に等しいですから悪化する可能性すらありますが……

大半の人にとっては家事からの解放はストレスからの解放をもたらし、有意義に使える時間を増やしてくれる効果が期待できます。

こういう提案は医師との相談ではまず出てこないでしょう。　こういうブログだからできる提案、強みだと思います。

考え方の参考になれば幸いです。