こんにちは。終身名誉アトピーの灯です。
突然ですが「あなたのパートナーはあなたがアトピーじゃなければ……と思っている」と聞いてどう感じるでしょうか?
ネガティブに感じますか?
ポジティブに感じますか?
これはアトピーが改善しやすいかどうかを確かめるABテストです。
ポジティブに感じた人はアトピーが改善しやすく、ネガティブに感じた人はアトピーが悪化しやすいです。
これかなり大切なことなので、丁寧に説明していきます。
- パートナーが「あなたがアトピーじゃなければ」と思うのは当たり前
- ネガティブに感じる人は心が内向きになっている
- パートナーは本気であなたのアトピーを理解したいと思っているし、本気で頼ってほしいと思っている
- ちょっとしたフォロー(拒絶されたときの考え方)
パートナーが「あなたがアトピーじゃなければ」と思うのは当たり前
根本的にというか、大前提としてあなたのパートナーが「あなたがアトピーじゃなければ」と思うのは当たり前なのです。
他の病気やけがで考えれば良くわかると思います。
パートナーが骨折していたら、重たい病気になっていたら。
パートナーと良好な関係が築けていれば、パートナーが辛く苦しい思いをしている状況を良く思わないのは当たり前です。
心配して当たり前、改善を望んで当たり前ということです。
冒頭のABテストで何がわかるかというと、心が内に向いているか外に向いているかがわかるのです。
ネガティブに感じる人は心が内向きになっている
「あなたのパートナーはあなたがアトピーじゃなければ……と思っている」と聞いてネガティブな感想を持つ人は心が内向きになっています。
どうしてネガティブに思ってしまうかというと、まず間違いなく「不安」だからです。
アトピーのじぶんと一緒にいて辛くないかな、申し訳ないなというような気持から不安になってネガティブに思ってしまうわけですね。
彼氏彼女の関係や夫婦の関係なら「パートナーがアトピーじゃない人のところに行ってしまったらどうしよう」みたいな感じですね。
気持ちはスゴイ分かりますが…… これ考える意味無いですし、なにより相手にすごく失礼な考え方なんですよね。
心を外向きにして考えてみれば良くわかると思います。
あなたの大切なパートナーが大けがして手や足を失ったり、一生あとが残る大やけどをしたときに、それを理由にさようならという話をするでしょうか?という話です。
もちろん、ぱーとなーという関係になる前なら話は別ですよ? アトピー、けが、病気はマッチングしない理由になりますが、すでにマッチングしているのであればこれらは「一緒の乗り越えるもの」として認識しているハズです。
これが理解できればこの思考は相手にとってすごく失礼な思考ですし、じぶんにとってもメリットのない思考であることがよくわかると思います。
双方がネガティブにとらわれてしまうことが容易に想像できるでしょう。
アトピー悪化の原因はストレスなので、自身の思考と関係性の悪化、このダブルパンチでアトピーが悪化してしまうのです。
パートナーは本気であなたのアトピーを理解したいと思っているし、本気で頼ってほしいと思っている
アトピーのあなたとマッチングしたパートナーは本気であなたのアトピーを理解したいと思っていますし、頼ってほしいと思っています。
これも逆を考えれば理解できるはず。
パートナーが悩み苦しんでいるのなら何とかしてあげたいと思うのが普通でしょう。
この考え方を理解したうえで「あなたのパートナーはあなたがアトピーじゃなければ……と思っている」と聞くとそりゃそうだと思うはずです。 ネガティブな感想は抱かない筈です。
だから、パートナーには素直に頼って良いのです。素直に甘えて良いのです。
むしろ、素直に頼れない、甘えることができない、若しくはじぶんでセーブしてしまうのは良くありません。
頼る、甘えるというのはしっかりとした信頼関係が構築されていないとできない事です。
だから「不安」を感じ素直に頼れないのはもっともなのですが…… 勇気をだして1歩踏み出して欲しいです。
ここまでこの記事を読んだ人ならこの1歩がもつ意味の大きさが理解できるはず。
お互いの関係性もアトピー改善も確実にプラスに進んでいく大きな一歩になります。
アトピーは「いじめ」に代表される対人関係の悩み、苦しみを抱えた過去を持つ(現在進行形の場合も)場合が多く、1歩踏み出す勇気がとてつもなく巨大です。
けれども、厳しいお話ですがこの1歩は人生で克服しなくてはいけない大きな1歩です。
コレができるかできないかで今後の人生観が変わります。
極論、アトピーが治らなくても幸せには慣れるのです。 そのために必要なのは1歩踏み出す勇気なのです。
やっていきましょう。
ちょっとしたフォロー(拒絶されたときの考え方)
人間関係にゼッタイはありません。
勇気を出して1歩踏み出しても拒絶されることもあるでしょう。
この場合は相性が悪かったと考えて次へ進んでください。
ちょっと嫌な人間性の話になりますが……
飼育しているペットがけがをしてかわいさを損なった時、期待をかけて育てた子供が受験に失敗したとき。
見切りをつけて乗り換えていく人というのは一定数います。 とても残念な話ですが、これは事実です。
根本的にこういう思考の人と関係性を維持していくのは困難ですし、負担もすごいので合わなかったと割り切るのが良いです。
アトピーでも幸せな家庭を築いている人はごまんといますし、不幸になっている人もごまんといます。
結局、行動・タイミング・思考で人生の幸福は決まります。アトピーかどうかなどひとつの要素にすぎません。
少なくとも勇気を出して行動したあなたをバカにする人は居ませんし、確実に前に進んでいる事はわたしとこのブログの読者が保証してくれます。
やっていきましょう!
↓辛くなった時、つらくなる前に読むおすすめの本です