こんにちは。終身名誉アトピーの灯です。
アトピーの悩みは深く辛いものですが……
あくまでわたしの観測範囲内ですが悩み苦しんだ末にアトピーが改善した人を知りません。
むしろ逆で、アトピーに深く悩み苦しんでいる人ほどアトピーが悪化していく傾向があるように思います。
アトピーを治したいならとりあえず動くことが重要です。
取り合えずで良いのです。適当でも良いのです。
慎重すぎるのはいけません。逆効果です。 今回はどうして慎重なのが逆効果になってしまうかをお話していきます。
アトピー対策効果は個人差がありすぎてやってみないとわからない
「アトピー対策の効果は個人差がありすぎて、結局やってみないとわからないのです。」
これはアトピー改善の基本にして心理です。
誰かにとって効果的な対策がじぶんにとっても効果的な対策である保証などどこにもありません。
他の人が変わって検証してくれることもありません。 個人差がありますから他人の検証など無意味です。
だから、結局やってみるしかないのです。
アトピー対策は無数にありますからどれから手を付けたらよいかわからないと思います。
手間もお金もかかりますからなるべく効果的なアトピー対策を選びたい気持ちはわかりますが…… 先ほどの説明を理解すれば原理的に不可能だとわかるはず。
もちろん、誰がどう考えても効果がでる筈のない詐欺まがいのアトピー対策もありますのでこれは除いていかなくてはいけませんが、ネットで検索して複数のソースが見つかるくらいの対策なら手当たり次第やってみるのが良いと思います。
なにから手を付けようという悩みより、実際にやってみてこの対策はじぶんに効果があるのだろうかを確認するほうが時間の節約になりますし、確実に前に進んでいる実感がアトピー改善に役立ちます。
とはいえ、この世すべてのアトピー対策を試せる筈もないのでアトピーノートを付けてじぶんに効果がある対策の傾向分析をやる
手当たり次第にアトピー対策をやるにしても、星の数ほどあるアトピー対策を全部試していくのは現実的ではありません。
そこで役立つのがアトピーノートです。
アトピーノートが直接アトピー改善に役立つことはありませんが(記録つけると傷が治るわけではないという意味で)ほかのアトピー改善対策効果を何倍にもしてくれる優れた対策です。
それぞれのアトピー対策でじぶん自身の効果記録を取っていくのですが、傾向分析をやると自分に効果のあるアトピー対策のグループを見つけることができます。
入浴系対策のグループが効果的なのか、日焼け対策のグループが効果的なのか、サプリメント系の対策グループが効果的なのか。
この傾向がじぶんのアトピーに向いた対策傾向になります。 広げて行ったり深めていくと良い結果につながりやすいでしょう。
アトピーノートは日記みたいな側面がありますからアトピー対策を軸に生活状況を見直すこともできるでしょう。
たとえばサプリ系のアトピー対策が効果的なら普段の食生活の記録も取ってみるみたいな感じで広げていくことも可能です。
これがどれだけ早いタイミングでできるかが重要です。
じぶんに合ったアトピー改善方法の傾向が早く見つかればステロイド薬等の量をコントロールしやすくなりますからね。 その後に控える脱ステだったり脱保湿だったりにハマらなくなるのです。
案ずるより産むがやすしという言葉があります。 一歩踏み出す勇気は大変ですし、精神的ストレスになりますが、「未知・不安」のほうがより大きなストレスになることを理解できるとアトピー改善はぐっと加速します。
「未知・不安」の恐ろしいところは小さいストレズをずーっと、じわじわかけ続けてくるところです。 だから気づきにくいし気づいたときには大きな負債になっているという怖さがあります。
まずやってみること、次につなげるために、無駄を少なくするために記録を残すこと。
ちょっとしたことですが、この2つができるとできないでは結果に大きな差が出ます。 やっていきましょう。