アトピーの人がシャンプーで悩む確率は100%です。
これは絶対。みんな経験があるはず。
頭皮の肌荒れは「フケ」として現れます。
そして「フケ」は清潔感を損ないます。 フケの何が困るかというと破壊力ですね。
ただでさえアトピーは、アトピーの症状自体が清潔感を損ないます。
そのうえでフケまで出てしまうともう手が付けられません。
人間は生活するために社会に適応する必要があります。 社会にうまく適応するために「清潔感」は欠かせません。
だからアトピーの人はシャンプーで悩むのです。
この重たい悩みを解決してくれる都合の良いアイテムなんて…… あるんです!
具体的にせっけんなのですが「アトピー改善のために生まれてきたんじゃないか?」というくらいうってつけの石鹸があるのです!
ちなみに市販品です。購入するのにあやしいサイトで会員登録する必要とか一切ありません。 普通に東急ハンズとかロフトで売ってます。
特許取得製法!みたいなものでもなく、ずっと昔から同じ製法で作り続けられている素朴なアイテムです。(だから類似品が超多いので選び方も解説しています)
しっかり探せば市販品でもアトピー対策効果が高いモノがある。
このアイテムとの出会いに感謝しつつ、詳しく紹介していきます。
市販のシャンプーは洗浄力が強すぎる
フケの原因をシャンプーだとすると、より具体的な原因は洗いすぎです。 洗浄力が強すぎる!というやつですね。
香料や保存料などが悪さしている可能性もありますが、根本的に洗浄力の強さが原因であることがほとんどです。
頭皮のケアに占めるシャンプーの割合は非常に大きいです。 なにせ頭皮の保湿は難しいですから。 髪の毛がジャマなのです。
ちょっと脱線しますが頭皮ケアって無茶苦茶たいへんじゃないですか?
髪があるからケアしづらいし、フケはすごい目立つし。
体の先端だから紫外線とかの刺激も強いし意外と皮脂出るし。
臭いがきになる場所でもあるので洗浄力がつよいものを選びがち。
メーカーもこういう事情は分かっているのですっきりさっぱり洗える!みたいな感じで洗浄力アピールしますよね。 だってそうしないと売れないから。
環境として洗浄力が強いものを手に取りやすい土壌があるという事なのです。
頭皮にやさしいシャンプーもあるにはありますが全体の割合で見たら少数派です。
ニースがあるのは間違いありませんし、実際に商品があるのは事実なのですが、売れないのですよ。売り場面積をみれば明らかです。(品揃えで置いてあるのであって、売り上げを取るアイテムではないという意味です)
売れない商品は開発費取れませんからイマイチだな~と思う商品が多くなる。(だから決定版みたいなシャンプーが存在せず、総当たりみたいな感じでシャンプーを探し続ける人が多いのです)
何がいいたいかというと「アトピー向けのシャンプーを探す」というのはとても大変だという理由がきちんとあるのです。
事実、困っている人おおいでしょう?
で、思ったわけです。根本が間違っているんじゃないかと。
シャンプー以外に頭を洗う手段が無いわけではありませんので、シャンプー以外からアトピー向けの、何か良いアイテムを探せばよいんじゃないかと思ったわけです。
そこで見つけたのがオリーブせっけんですね。以前記事にしたものです。
洗浄力よりも洗い方に注目しよう
そもそも本当に「洗浄力」って重要なのでしょうか?
頭皮は汚れがちな場所ですが、だからといって超強力な洗浄力が必要な場所ではないのです。
頭皮の汚れを落とすためには2つの要素を認識する必要があります。
・洗浄力
・洗い方
洗浄力が全く必要ないわけではありません。しかし、洗浄力だけではダメなのです。 洗い方ですよね。 どんな掃除も究極の洗剤を使うだけではきれいになりません。
洗浄力を活かす「洗い方」と合わさって初めてきれいになるのです。
洗浄力だけでもある程度はきれいになります。 床の汚れを落とすために超強い洗剤をまけばある程度きれいになるのはイメージできると思います。 でもこれ床が傷むと思いませんか?
適切な強さの洗剤を適切に運用したほうが床へのダメージが最小限で済むことは考えればわかるはず。
アタマの洗い方を誰かから教えてもらったことがありますか? 誰かに教えることができますか? という話です。 意外と洗い方が軽視されているケースが多い。
洗い方を軽視しつつ、それでも頭をきれいにしたいという結果を求めるから(そういう人が多いから)、方法論として洗浄力に頼らざるを得ないということです。
だからどのようなシャンプーでも洗浄力は十分。
で、洗浄力にこだわらなくてOK、シャンプーであることにもこだわらなくてOKとなると選択肢にせっけんがあがってきます。
オリーブせっけんがアトピー向きな理由は「美容液で洗っているようなものだから」
せっけんの良さは究極にシンプルなことです。
昔からの製法を守り続けているせっけんはこの傾向が顕著です。
天然成分のみというアイテムも珍しくないです。 天然成分しか入手できない時代から作り続けているものですから当たり前ですね。
特にオリーブオイルが主成分の石鹸がアトピー向きです。
オリーブオイルが体に悪いという話を聞いたことがある人は居るでしょうか? おそらくいない筈です。
「食べることができる」というのは究極の安全です。
オリーブオイルを調べてみると美容と健康の分野の話が山ほど出てきます。 オリーブオイルを美容、保湿目的で肌につける人がいるくらいです。
アトピー的にオリーブオイルの保湿力がすごい助かります。
主成分がオリーブオイルですから洗浄力はほどほど。これが重要。
「洗い方」を気にしだすとどうなるか? 頭を洗う時間が伸びます。 長時間頭皮に触れますから刺激が少ないほうが良いのは言うまでもないでしょう。
保湿もアトピー改善に役立ちます。
先ほどもお話した通り、頭皮のケアは難しい。髪の毛がジャマなのです。 オリーブせっけんの保湿力がやりにくい頭皮ケアに向いているのです。
さらに。 頭は体のいちばん上についていますから、泡を洗い流すと体を伝うのが普通です。
経験がある人もいるかもしれませんが、シャンプーを洗い流すとき、体を伝った泡がアトピー悪化の原因になることがあるのです。
これに対してもオリーブせっけんが対策になります。
ついでに。 オリーブせっけん買って洗髪を始めたら間違いなく体もオリーブせっけんで洗いたくなります。 じぶんの頭皮で効果が実感できるとそうせざるを得ないのです。
全身オリーブせっけんを使うようになると保湿のレベルが上がりますから、結果として頭の先からつま先まで、全身のアトピー改善につながっていくということです。
シャンプーに悩んだことをきっかけにオリーブせっけん導入するとここまで自然にできてしまう。
本当に「アトピー改善のために生まれてきたんじゃないか?」と思うくらいアトピー向きのアイテムなのです。
↓これ
買うときに主成分を確認しよう
この手のアイテムは似たようなパッケージのアイテムがたくさんあります。
東急ハンズのせっけんコーナーを見て回ると良くわかりますがマジで似ています。
試行錯誤するのは良い事だと思いますが、いちばん最初はオリーブせっけんにすることをおすすめします。
たとえばこれ、サボンドマルセイユというオリーブせっけんなのですが。
↓これがオリーブ
同じメーカーでもオリーブメインじゃなくてパーム(椰子)メインのものがあるのです。
↓これがパーム。単純に香りをつけただけかと思いきや、主成分が違うのです!
パームがダメということではなく、オリーブを試してほしいという意図です。
匂いによって主成分が違うという知識は持っておいてください。ラベンダーは主成分オリーブです。
↓ラベンダーの香りはこれ。見た目で判断するの無理。裏側に書いてあるので確認しよう!
最初は香料無し、シンプルなオリーブせっけん(スタンダード)がおススメ。
いろいろ入っていると、じぶんのアトピーにとって何が良くて何がダメなのかの判断がし辛くなるからですね。
↓見分けがつかなかったり何だかよくわからない人はこれを試してください。僕が使っているものと同じやつです。
アトピーはシャンプーで悩みがち。 ですが、一歩ふみだしてせっけんでアタマを洗ってみてください。
最初はだれしも抵抗がありますが、その先にあるアトピー改善を見逃してしまうのはもったいないです!
マジでおすすめなので騙されたと思って一度ためしてみてください!