先日「おやすみ手袋マスターになりました!」という記事を書きました。
【寝落ち対策】寝ながらおやすみ手袋を装着できるよう訓練されてきた - アトピーに負けないっ!
どれくらいマスターかというと寝落ちしても無意識でおやすみ手袋を装着できるほどにマスターです。 本当にもうスキがないくらいマスターなのです。 おやすみ手袋の効果についてはさんざん記事にしていますし、実際に効果を実感しています。 手指にアトピーが出ていないのが証拠になります。 マジで効果的。
ですが、これが逆を試さない理由になるだろうか? いや、実験してみることには明確な価値があるはずだ!という事で、試しにおやすみ手袋をしないで寝るとどうなるのか試してみました。
結論、手指を掻き壊すことはありませんでしたが、翌朝の手指がピリピリしている状態になってしまいました。 これは明確に保湿不足による症状だと思います。 困ったのがハンドクリームを塗ってもおさまりが良くない事。 おそらく眠っている7~8時間かけて水分が抜けているのではないかという予想。 ハンドクリームが浸透するといっても、ただちに肌の深部に浸透するという事にはなりませんのでピリピリ感が残るのではないかと思います。
個人の見解という事を承知いただき、次の話を聞いていただきたいのですが、今回の実験中に手指を掻かなかったのは本当に運が良かっただけの結果だと思います。 連日この実験やったら、はやくて2日目、おそくとも3日目に手指を掻く確信があります。
今回の実験中に掻き壊さずに済んだのは、いままでずっとおやすみ手袋をやっており手指の状態が良かった事=抵抗力があったことと、寝室の湿度が適切に保たれていた結果だと思います。 冬場に加湿器無しでこの実験していたら即ダメだったと思います。
もちろん、寝る前にたっぷりハンドクリームを塗りこんでいましたが、やっぱり布団に拭き取られてしまう分が大きいのだと実感しました。 ハンドクリームなどの保湿剤をとどめ続ける事。 これがアトピー対策に効果的な事だというのを確認しました。
加湿の効果も実感できた結果です。 加湿のみでは力不足ですが、確かな力になっていることは間違いありません。 また室内の湿度に対する効果になりますから手指以外の部分についても有効に働いているものと推測できます。
わたしの場合は特に手指のアトピーがひどく、何十年も手指を掻き続けてきた実績がありますから特に敏感に悪化しやすい部分になります。 こういう事もあって加湿器のみの対策では足らず、おやすみ手袋との合わせ技くらいのパワーじゃないと効果が実感できるまでに至らないという事ですね。