アトピー改善に海水浴。 良く効く話だと思いますしぼく自身も小さいころによく連れて行ってもらいました。
しかし、誰もが海水浴でアトピーが改善するとは限りません。
アトピー改善目的で海水浴に行くなら効果が出るように行動しないと、逆効果になる可能性があるということです。
どうして海水浴でアトピーが改善するのか?
どうして海水浴でアトピーが改善するのか?
海水による殺菌と紫外線を浴びることで皮膚表面の免疫反応が抑えられるからだといわれています。
個人的にはこれにプラスしてストレス発散になってアトピーが改善すると思っています。 家族で海水浴たのしいですし!
きれいな海にいく、日焼けしすぎない、シャワーの塩素に注意する
アトピー全員が海水浴で改善するわけではありません。 試してみたけどダメだった人もいます。
改善する人と改善しない人、どうして差が生まれるのか。 以下の要素が原因だと思います。
1.根本的に合わない
2.楽しくない
3.海が汚い
4.日焼けしすぎ
5.塩水洗うシャワーの塩素ダメージ
この5つを意識しましょう。
アトピー治療は個人差が激しいです。
根本的に海水浴がダメなパターンがあります。 海水自体が肌の刺激になってしまうようなパターンです。
楽しいと思えないのも逆効果になる原因です。 アトピー治療目的で海水浴に連れ出して楽しめないとストレスになってアトピーが悪化します。
海が汚いのはわかりやすいですね。
日焼けのし過ぎも問題です。 アトピーあるある「日焼けどめ塗ってもいいの問題」です。
アトピーには「紫外線を当てる」治療法があるので良い事は間違いないのですが、きちんと加減をしなくてはいけません。 やりすぎ注意ということです。
海水浴が楽しいと「気づいたら日焼けが大変なことになっていた!」となる可能性があります。
アトピーの人がこの状態になるとかなりツライ(日焼けの皮むけとアトピー掻くので足元が真っ白になる)ですから海水浴行くなら日焼け止めを買っておきましょう。
皮膚科の先生に以下の2つを聞いておくと今後のアトピーライフが楽になります。
①普段使える日焼け止め(弱いモノ)
②海水浴に使える日焼け止め(強く、水をはじくモノ)
日焼け止め効果が高いと肌への負担が大きくなります。
自分の肌で使える日焼け止めを確認しておくと、特に首のアトピーに対して効果的です。(紫外線は年中あるので強弱両方の対策を持っておくことが重要なのです)
海水浴が終わった後は塩水を流して帰ると思いますが、このシャワーの塩素に注意しましょう。
べとべとの状態で帰るのもストレスなので正直避けようがありませんが、早めに切り上げて帰りに温泉や銭湯に寄るみたいなスケジュールを立てるといいと思います。
シャワーの後は必ず保湿をすること。 割と油断しがちですが(プールとかも)ここで保湿をしっかりしておくとだいぶ違います。
可能ならオリーブせっけんを持参すると良いでしょう。
アトピー治療は「ついで」にして楽しむのがいちばん良い!
あまり過度な期待はせず、アトピー治療は「ついで」くらいに考えておくのが良いと思います。
アトピーの海水浴で何よりたいせつなのは楽しむことです。
良くならなくてがっかりしたらダメなのです。 よくなったラッキー。 家族で海水浴いけて楽しかった!となることが重要なのです。
じぶんの子供を海水浴に連れていく予定ですが、アトピー治療で連れていくのではなく、家族の思い出作りのために、楽しむために行くのです。
そのうえでアトピー経験者として対策もちゃんとやって、アトピー改善させてより良い思い出にする。
家族みんなが「楽しかった! 来年もまた行きたい!」となるようにしていくのです。