こんにちは。終身名誉アトピーの灯です。
アトピーは生活習慣病みたいなものだと思っています。
日常生活のあらゆるところにアトピーを悪化させる原因があり、おなじだけのアトピーを改善させることができる要因があると思っています。
その中でもお風呂、入浴はかなり重要な部分です。
今回はアトピーが改善する頭の洗い方、アトピーが改善するシャンプー方法についてお話していきます。
- 洗髪は最初にやるのがアトピー改善の鉄則
- アトピーはクレイ系ヘアワックス厳禁
- スケルトンブラシを使って髪をといてからシャンプーしよう
- 洗いすぎ厳禁!最初のすすぎでほとんどの汚れが取れます
- シャンプーは良く泡立てて使う
- やりすぎかな思うくらいしっかりとすすぐ
- ドライヤーでしっかり乾燥させる。最後は冷風で〆る
- シャンプーのやり方を改善すればアトピーも改善する
洗髪は最初にやるのがアトピー改善の鉄則
アトピー改善にシャンプーは超重要です。
シャンプーと聞くと髪や頭皮への影響を気にすると思いますが、シャンプーが原因で全身のアトピーが悪化するケースがあります。
よく考えてみると当たり前の話になるのですがシャンプーって落とすときに体中を伝っていくのですね。
髪の毛や頭皮から落とした汚れが含まれるシャンプーの泡が全身を伝うわけですから無防備にしているとアトピー悪化の原因になってしまいますから、しっかりシャンプー方法を学んでおくことは大切なのです。
頭は最初に洗いましょう。
アトピーはクレイ系ヘアワックス厳禁
アトピーが改善するシャンプー方法はシャンプーのやり方より前にヘアワックスの選び方から始まっています。
アトピーが改善するまでクレイ系(泥系)のヘアワックスを避けましょう。 アトピー用の洗浄力控えめなシャンプーでは1度でクレイ系ワックスを落とし切れません。
アトピー肌の人はほとんどの場合、頭を2度洗う刺激に耐えられません。
洗い落ちが悪いワックスは1度洗いでは落ち切らないので洗い落ちの良いワックス選びというのはアトピーにとって重要なのです。
肌に優しい、アトピー用のシャンプーを使っていても洗う回数が増えてしまえば台無しです。 低刺激のものでも頻度が増えると相応の刺激になってしまうことを忘れていけません。
いま2度洗いをしている人がいたら即刻ヘアワックスを見直しましょう。
★★★
アトピー改善に振り切るならヘアワックスを始めたとした「余計なモノ」は頭につけるべきではありませんが……
ファッション的にも清潔感的にもそうもいかないのが現実だと思います。 そういう人は洗い落ちの良いヘアワックスを使いましょう。
参考→アトピーでも使えるヘアワックスを見つけた! - アトピーに負けないっ!
ドラッグストアで手軽に買えない為おすすめし辛いのですが、いろいろ使ってみて他に良いのが見つからなかったのでネットで買えるリンクを貼っておきます。(実物はロフトやハンズに行けば見れますよ)
スケルトンブラシを使って髪をといてからシャンプーしよう
アトピーが改善するシャンプーのコツはシャンプーする前に汚れを落としてしまうことです。
この辺は美容系のテクニックと同じですね。
シャンプーする前に髪をブラッシングしましょう。 ブラッシングをすることで髪の絡まりを解消しつつあらかじめ汚れを浮かせておくのです。
美容系だと動物の毛を使ったブラシなどがおすすめされていますが、アトピー改善だとスケルトンブラシが良いです。 プラスチックでできたスカスカのブラシですね。
アトピー改善的にはブラシを洗って清潔を保ちたいですからプラスチック製が良いです。
フケというか皮膚というか、粉もたくさん落ちるでしょうからお風呂場でブラッシングすると便利です。 お風呂場で管理すると便利ですからプラスチック製が向いていますね。
↓100均で買えます
洗いすぎ厳禁!最初のすすぎでほとんどの汚れが取れます
ヘアワックスに気をつけつつブラッシングして髪をすすぐとほとんどの汚れが落ちます。
汚れには大きくわけて2種類の汚れがあります。 水で落ちる汚れと水で落ちない汚れですね。
ちりやほこりなどは水で落ちる汚れなので、ブラッシングで汚れを浮かせた状態でしっかりすすぎ洗いをすればほとんどの汚れは落ちてしまうのです。
どうしてすすぎでしっかり汚れを落とす必要があるかというと泡立ちを良くしたいからです。
泡立ちが足りないなと思った時、ほとんどの人がシャンプーを追加すると思うのですがアトピー改善的にこれは良くありません。
シャンプーによる刺激は量と回数で増加します。
頭にちりやほこりなどの汚れが残っていると泡立ちが悪くなりますから水ですすいで取り去ることでシャンプーを追加することなく、刺激を高めることなく泡立ちを良くしようということですね。
シャンプーは良く泡立てて使う
シャンプーやせっけんなどのアイテムは泡で汚れを落とす設計になっています。
なので泡立てて使わないと汚れが取れませんからシャンプーは良く泡立てて使いましょう。
アトピー肌的にもシャンプーの原液が頭皮に直接つくのは強い刺激になりますから面倒でも泡立ててから頭にのせるようにしましょう。
手で泡立てることも十分可能ですが、面倒極まりないうえに毎日の事なので泡立てネットを使うと便利です。
ブラッシングからのすすぎの流れで汚れは落ちていますからヘアワックスや余分な皮脂を取る感じで洗っていきます。
もみ洗いをするのですが、爪で頭皮を傷つけないように注意。 ここでも深爪は役立ちます。
やりすぎかな思うくらいしっかりとすすぐ
ここまで全部重要なことしか書いていませんが、その中でもこれから書くすすぎはより重要です。
シャンプーが頭皮に残ると刺激になってアトピーが悪化するからですね。
だからこれでもかというくらい入念にすすぎます。
今までの行動はすすぎで失敗しないためにやってきたと言っても過言ではありません。
洗い落ちの良いヘアワックスにしたのは。シャンプー前にブラッシングしたのは何のためか? シャンプーの量を多くしないためですね。
シャンプーの量を多くしない目的はシャンプーによる刺激を高くしないためですがもう一つ、すすぎで失敗する可能性を減らすことも目的なのです。
そもそもシャンプーの量が少なければすすぎで落とすシャンプーの量も少ないわけですから失敗しにくくなるわけですね。
シャンプーの泡は体中を伝って流れていきますから、シャンプーの性能を活かし、最小量でシャンプーするというのは本当に重要なのです。
すすぎマジ重要なのでやりすぎかなと思うくらい入念にすすいでください。
ドライヤーでしっかり乾燥させる。最後は冷風で〆る
最後、ドライヤーを使ってしっかりと髪を乾かしましょう。
乾かすのが不十分だと雑菌が繁殖して嫌なにおいの原因&頭皮のアトピーへの刺激となります。
ポイントは冷風を使うことです。
温風である程度乾燥させた後に冷風を使って〆るイメージですね。
最後に冷風を使うことで頭皮の温度を下げてかゆくなるのを防止するのです。(ついでに髪もきれいになります)
お風呂入ってすぐベッドに行く人は特にしっかり乾燥させてください。
髪の水気が枕につくと雑菌の繁殖が促され、まくらの嫌なにおいの原因にもなりますし、アトピー悪化の原因になってしまいますから。
↓風量の強いドライヤーがあると便利です。(ダラダラ時間をかけて乾かすと頭皮が乾燥しすぎる為)
シャンプーのやり方を改善すればアトピーも改善する
アトピー×シャンプーってかなり奥が深いです。
シャンプーの泡が全身を伝って流れていくという性質上、シャンプーのやり方を見直すと全身のアトピー改善に効果が見込めます。
あとは盤外戦術と言いますか、シャンプー以前にできることが割とあるのですね。 ヘアワックスなどの工夫が代表例ですが汚れを落としやすくする工夫をするなどですね。
アトピー改善だけでお話するならヘアスタイルも改善の余地があります。 ショートヘア、短髪一択ですね。 シャンプーの量を少なくできますし乾かすのも早いですから。
女性にはやや厳しい話になってしまいますが、ヘアケアとアトピー改善は相性があまりよくありません。
ただ、アトピー改善のためにおしゃれを捨てすのも推奨しません。(ストレスがかかって逆にアトピーが悪化する可能性があるため)
こういう場合は美容院などを頼りましょう。 ハウスケアでトリートメントするよりもお店で相談しながらやったほうが良いです。 手間とお金がかかりますが、割り切ったほうが良い結果になります。
今回あえてシャンプーについて紹介しませんでした。 これには理由があって、今使っているシャンプーの問題点が量である可能性があるからですね。
このシャンプー方法を実践すると確実にシャンプーの量が減りますから、その結果を見てからシャンプーを買い替えるでも遅くないということですね。
逆にアトピー用の高いシャンプーを買っても大量に使うような運用をしていると、量の刺激でアトピーが改善しないということがありえます。
順序としてはまずシャンプー方法の見直しからが正しいのです。
一応、市販品のおすすめケアグッズにお風呂用品何個か挙げていますので良かったら参考にしてみてください。
参考記事→シャンプーに悩んだアトピーが本気で対策したとき出会ったおすすめ市販品 - アトピーに負けないっ!