この記事を読んで、じぶんのアトピーノートを振り返ったら歯周病ケアでアトピーが改善していたことを思い出しました。
【参考にした記事】
・歯周病と糖尿病の関係について - 糖尿病の私が健康のため食事制限と有酸素運動をやる
・歯周病は男性よりも女性の方がなりやすくそれには女性ホルモンが関係している - 糖尿病の私が健康のため食事制限と有酸素運動をやる
・大人アトピー性皮膚炎の原因がわかるアトピーノートをつけてみよう - アトピーに負けないっ!
アトピー対策や闘病を公開している方のブログやSNSをみるとたまに「アトピーは腸の病気だ」というお話を見つけることがあります。
過去のじぶんの経験から腸内環境改善(ぼくの場合は便秘改善)や口内環境改善などの体内の菌へのアプローチはアトピー改善効果があると実感しています。
何回も言っていますが「アトピーだけ」の改善よりも「アトピー改善プラスアルファ」のほうがアトピー改善を実感しやすいですし、何より続きやすいです。
今回は歯周病ケアをしたあとどのようにアトピーが改善したかをお話していきます。
- 最初はアトピー改善ではなく口臭を何とかしたくて歯周病ケアを始めた
- 歯周病ケアをやったら腹痛の悩みがなくなって、次にアトピーが改善した
- 歯周病ケアでアトピーが改善するのは悪い菌が減るのが原因だと思う
- 実際にアトピーが改善した、歯医者さんと相談しながらやった歯周病ケア方法の紹介
- アトピー改善と歯周病ケアは相性抜群!やり得な取り組みなのだ!
最初はアトピー改善ではなく口臭を何とかしたくて歯周病ケアを始めた
アトピー改善のために歯周病ケアを始めたのではなく口臭ケアのために歯周病ケアを始めました。
朝起きたときの口の中の粘着きが気になったこと、歯を磨いているのにマスクをするとマスクの中が臭いことが口臭、歯周病を気にし始めたきっかけです。
ちなみに名誉のために言っておきますが歯磨き自体はちゃんとしていたのですよ?
歯磨きも適当にやっていたのではなく山ほど歯ブラシ試したりしていたのです。電動歯ブラシもたくさんのメーカーのものを試したくらいです。(凝り性なのです)
それでも口臭の悩みはなくなりませんでした。 だから歯磨き以外の歯周病対策に取り組んでいくことになります。
ちなみに口臭以外で良くなった点に「腹痛で悩むことが減った」というのがあります。
歯周病ケアをやったら腹痛の悩みがなくなって、次にアトピーが改善した
歯医者さんに行ってプロと相談しながら歯周病ケアに本気で取り組みました。
歯磨きだけでは不足とのことだったので歯間ブラシ(フロス)や舌ブラシ(スクレーパー)などを使うようになったのもこの頃からです。
※詳しいケア方法はあとで説明します。
プロと相談しながらやっていますから口臭は割とすぐに気にならないくらいまで改善しました。 歯周病も改善に向かいました。(歯医者に定期健診に行くようになったので毎月の経過がわかるのです!)
ここで思いもよらなかった悩みが一緒に解決します。
ぼくは子供のころからお腹が弱く、慢性的な腹痛に悩んでいました。
最近、お腹の調子が良いな~と思っていたのですが、いつ頃からお腹の調整が改善したのだろうと確認してみると歯周病ケアに本気で取り組んでいた時期と一致するのです。
そしてお腹が痛くならないのと同じくしてアトピーの調子が良いのです。
ぼくはアトピー改善効果を確認する時は改善策をやめてみて悪化するかどうかで確認するようにしています。
アトピーは改善スピードよりも悪化スピードのほうが早いからですね。
そこで歯周病ケアをさぼってみると、腹痛が再発し、いっしょにアトピーが悪化しました。
ぼくの体の反応としては歯周病ケアでアトピーが改善したと認めざるを得ない結果になりました。
この結果にはびっくりしましたが意外とは思いませんでした。
既に便秘解消でアトピーも改善することは実感していましたから、お腹系の改善でアトピーが良くなることは不思議ではなかったのです。
歯周病ケアでアトピーが改善するのは悪い菌が減るのが原因だと思う
どうして歯周病ケアでアトピーが改善するのかを調べたのですが、明確な文献は見つかりませんでした。
経験をふまえて色々かんがえてみたのですが、おそらく菌が原因なのではないかと思います。
腹痛の話なのですが、歯周病ケアに本気を出す前までは朝に腹痛を起こすことが多かったです。
おそらく、寝ている間に口腔内で菌が繁殖してそれをつばと一緒に飲みこんでいたのが原因なのではないかと考えたわけですね。
というか、確認工程で触れた通り歯周病ケアをさぼるとお腹の痛みが再発しましたし、歯周病ケア以外の変化点を作っていないので(がんばって同条件にしたのです)これ以外の原因が思いつかないのです。
事実、歯周病本気ケアした翌朝の口腔内は今までなんだったんだといいたくなるくらい、寝起きにも関わらす口の中が良い感じです。下手すると若干さっぱり感が残っているほどです。
あのネバつき不快感が全部「菌」だとするなら悪影響が無いほうがおかしいと思うほどです。(寝ている間もつばを飲み込んでいるでしょうしね)
ぼくがアトピー改善でオーラルケアをすすめるようになった原体験はこれなのです。
実際にアトピーが改善した、歯医者さんと相談しながらやった歯周病ケア方法の紹介
では実際にアトピーが改善した歯周病ケアのやり方を紹介します。
この方法は歯医者さんに教わりながらやった方法です。 歯医者さんに教わっただけでなく、毎月の定期健診でプロと一緒に効果を確認し続けている方法でもあります。
歯ブラシ&歯磨き粉以外にもさまざまなアイテムを使いますが全て市販品を使っています。いわゆる「歯医者専売品」は使っていません。 ぜんぶネットやドラッグストアで買えるので再現性は100%だと思います。
本気ケアなら電動歯ブラシは必要だと思う
実は歯ブラシマニアみたいなところがありまして。
ドラッグストアの歯ブラシコーナーでにやにやしながら歯ブラシを品定めして使い比べる趣味があるのですが、歯周病ケアに本気を出してからは主に電動歯ブラシを使うようになりました。
※それでもたまに趣味として歯ブラシの使い比べをしています。楽しいので。
さまざまな歯ブラシを使ってきたからこそわかるのですが、本気で歯周病ケアに取り組むなら電動歯ブラシは必須だと思います。
さんざん言われている事ですが仕上がりと時間のバランスが最高です。 本当に歯がつるつるになりますし、時間も早いです。
電動歯ブラシってたくさんあって何選んだらよいか迷ってしまうと思いますが、歯のつるつる感だけで言えば何選んでも同じです。 電動歯ブラシはアイテムよりも使い方のほうが100倍重要です。(歯への当て方など)
電動歯ブラシもメジャーどころは全部ためしました。
有名なのはフィリップス(ソニッケアー名称で売られているやつ)とブラウン(丸形ブラシのやつ)ですね。 最終的にぼくはフィリップスに落ち着きました。おすすめ聞かれたときはフィリップスと回答するようにしています。
これですね。
ぶっちゃけ、どのメーカーでも歯のつるつる感は変わりません。というのも歯の表面の歯垢を取るのってそれほど難しくないのですよ。 だからどのメーカー品でも歯の仕上がりは変わらない。
だから選ぶならそれ以外の「付加価値」を見るのです。 具体的には歯間への効果ですね。
フィリップスをすすめる理由がまさにこれで、音波水流高速振動という技術で歯間の汚れを押し出してくれるのですね。
正直、音波水流高速振動だけでは不十分なのですがついでと考えれば悪くない機能なのでどうせ選ぶならって感じですね。
あと、見た目が普通の歯ブラシと同じ感じなので移行しやすいのも良いですね。
高級モデルは必要ないと思います。 お好みで、好きなモデルを買えばいいと思います。
高級モデルが必要ないと思う理由は2つあります。
実際ぼくは高級モデルを使ったことがあるのですが高級モデルのウリである「さまざまな磨きモードを使いこなそう」がなじまなかったのですね。
最初は面白がってさまざまなモードを使って試すのですが、次第に普通に磨くモードしか使わなくなるのですね。 歯医者さんから何か指摘されたこともありませんから普通で十分だと思いました。
もう一つは替えブラシですね。高級モデルも普通のモデルも替えブラシ一緒なのです。
ぼくの使い方だと差を感じないので通常モデルで十分だと思ったわけですね。
ちなみにフィリップスの電動歯ブラシはジェネリック替えブラシが存在します。
実際に使ったことがありますが正直正規品との差がわからないレベルです。
電動歯ブラシは替えブラシが高いので替えブラシで躊躇している人も多いはず。 そういう人に社外品のジェネリック替えブラシは助かるアイテムです。(かなり安いです)
電動歯ブラシは使うのに抵抗があるけど使ってみると「なんでもっと早く使わなかったんだ!」となるタイプのアイテムなので、だまされたと思って試してみてください。
世界が変わる系のアイテムなのでおすすめですよ。
フロスは必要なのですが怖い気持ちもわかるのでドルツをおすすめ
電動歯ブラシだけで口臭(歯周病)の問題は解決しません。
よく言われることですが、歯ブラシだけでは口腔内の半分もケアできません。
口腔内を想像してもらえばわかると思います。歯と歯が触れ合う部分の面積や舌の面積を考えれば明確ですね。
歯ブラシは有効なケアアイテムですが形状的にどうしても届かない場所は出てしまうのです。
これはプロダクトレベルの話なので歯ブラシの使い方を工夫すれば解決するような問題ではありません。
だから歯間をきれいにするアイテムが必要になります。代表的なのはフロスですが……
フロス怖くないですか?
ぼくはフロス怖かったです。歯医者さんから何度も何度もフロスをするように注意を受けましたがやり方がわかりませんし、歯と歯の間に糸を入れるという行為じたいが怖かったです。
そこで何をしたかというとドルツを買いました。ウォーターピックですね。
水圧で歯間の汚れを押し出してくれる系のアイテムです。
このアイテム、レビューが面白いのでぜひ確認してみてください!
「口の中からドブみたいな臭いがした」「歯ぐきから血がでまくった」と恐ろしいレビューが並んでいますw
実際に使いましたがレビューに偽りなし。本当ですw
ドブの臭いは言い過ぎですがショックを受けるくらいの臭いがじぶんの口の中から出てきます。 あと歯ぐきから血も出ました。
これマジで体験しなければわからない系なので文章でどこまで伝わるかなのですが、こんなにひどい臭いのモトが口腔内にあったら口臭なくならないよなと嫌でも実感できるレベルです。
マジでいちど体験してみてほしいです。
ちなみに出血は1週間~2週間くらいでおさまります。
臭いのモトが原因で歯ぐきが炎症を起こしていたから出血していたのですね。 だから原因を取り除いて清潔な環境が維持できれば自然と出血は収まるのです。
コレやればフロスは必要ないかというとそういうわけでもないのですが、フロスの負担が大幅に削減できます。
ジェットウォッシャーやらないでフロスをするとごっそり歯垢や食べかすが取れますが(ヤバい臭いもセットです)、ジェットウォッシャーした後だとかなりマイルドになります。(臭いもあまりしないです)
時間をかけずにケアしたい日って必ずあります。 コレがあると多少フロスをさぼれるようになりますし、むしろ併用することで全体のケアレベルが上がる系のアイテムなのでかなりおすすめのアイテムです。
↓最近はほかのメーカーからも出ています。ぼくはこれに買い替えました。
舌の汚れはブラシではなくスクレーパーで取る
これは何度も紹介しているケアグッズです。タングスクレーパー。
ケア自体が秒で終わるので継続しやすいこと、ブラシよりも力加減がわかりやすいことがメリットですね。 この2つの特徴があると継続しやすいのでおすすめです。
舌の汚れ取りは絶対に必要です。 口腔内で舌の面積がどれほどあるかを想像すれば重要性が理解できるはずです。
面積が広いのもそうですが、舌は起毛みたくなっており汚れを吸着しやすい部分。 うがいでは汚れを取り切れません。
味の強いスナック菓子を食べた後、うがいしてもずっと味が残り続けた経験があると思います。そのくらい汚れが残りやすい部分なのです。
最後の仕上げに舌掃除が加わるだけでかなり違いますし、今回紹介しているケアの中でいちばん少ない時間でできるケアですからやらないと損まであるおすすめケアなのです。
アトピー改善と歯周病ケアは相性抜群!やり得な取り組みなのだ!
アトピー改善と歯周病ケアはかなり好相性です。
アトピーが抱えるおおきな問題点に清潔感があります。 歯周病からくる口臭は清潔感を損なうもの。
アトピー肌×かさぶたのコンボはある意味「仕方のない」ことですが、だからこそ他の部分で清潔感が減点されることを避けていきたい。
そのうえ、口腔内の環境を整えるとアトピーが改善する可能性があるのです。
実際ケアさぼるとアトピーが悪化しましたから。
意外と口の中の不快感はストレスになります。
徹底してケアをして初めて気づいたのですが、口臭や口内のねばつきはじぶん自身にとってもかなり不快なことなのです。 ストレスですね。
アトピーが悪化の原因はストレスですから、この点からも改善が期待できます。
まさにやり得の改善なのです!