8月もおわり秋を意識する季節になりました。
アトピー対策は季節ごとに変えたほうが効果的なのですが、通年を通してやったほうがよいアトピー対策があります。
今回は、以前解説したステテコを秋以降も継続しよう!というテーマでお話していきます。
ステテコは通年にわたってアトピー改善効果を発揮してくれる優秀なお助けアイテムなのです。
参考記事→ひざ裏のアトピーを簡単に直す方法(ステテコ治療法) - アトピーに負けないっ!
汗の問題は1年中つきまとう
汗をかくのは夏だけではありません。
じぶんのアトピーを振り返ってみて欲しいのですが、ひざ裏のアトピーが悪化する時期って夏以外もあったはずです。
夏場は大量の汗をかくので目立ちますが、発汗自体は1年中あるもの。 実は通年の対策が必要なのです。
アトピー汁と雑菌による刺激軽減がキモ!
スーツ(スラックス)などを着用して働く人は特に対策が必要です。
なぜならスーツ(スラックス)は頻繁に洗わないから。
スーツ(スラックス)はひざ裏に密着こそしないものの確実に触れ合います。
つまり、汗やアトピー汁(浸出液)が付着するのです。
生地に汗が付着すると雑菌が繁殖する原因になります。肌への刺激になってアトピーが悪化するわけですね。
アトピー汁も問題です。 アトピー汁も雑菌の温床になりますし、アトピー汁を吸いこんだ生地は硬くなります。これが肌に触れると刺激になるのですね。
そこでステテコが役に立つのです。
ステテコが汗やアトピー汁を吸ってくれるからですね。
基本的ににステテコは毎日洗いますから、間接的にパンツを毎日洗うような運用となり、清潔が保たれるのです!
導入しやすく効果が高い。 ステテコはかなりアトピー向けのアイテムなのです。
↓こういうの
おまけ1 ステテコはくときはパンツ(下着)をはくべきか?問題
ステテコは肌着だからステテコの下にパンツをはくのはおかしいのではないか?と悩む人が結構多いみたいです。
結論から言うとパンツははいたほうが良いです。
正直、どちらでも良い、好みの領域なのですが、アトピーがひどい場合は1日のうちで何度かステテコをはき替えることもあるでしょうし、何よりほとんどの人がノーパン(厳密には違うのですが)落ち着かないと思います。
落ち着かない=ストレスだとマズいので、悩むようならパンツはいたほうが良いです。
おまけ2 アトピーは1年中エアリズムが良い
ステテコを筆頭に、機能性肌着には機能性繊維が使われることが多いです。
体質的に綿以外ダメなら仕方がありませんが、化繊が大丈夫なら化繊のほうが良いです。 長持ちしますし、何より機能性が高いです。吸湿発散とか。
繊維や生地から目的に沿って作られているからですね。
ここで一つアドバイスです。
ユニクロで例えると機能性肌着は大きく2つに分けることができます。
ひとつはエアリズム。 もう一つはヒートテックですね。
アトピーは1年中エアリズムが良いです。
アトピーと汗の相性が最悪なのは誰もが理解していることです。
アトピーを悪化させないために、寒さ対策ははおり物など体温調整しやすいものを着用することを心がけると冬場のアトピー対策になります。
暑いなと思っても肌着はすぐに脱げませんからね。
冬場も意外と汗をかきます。 暖房が効いている場所、室内や電車ですね。 その場その場で適切な体温調整ができないと汗をかいてアトピーに悪影響が出ます。
だからアトピー改善的には1年中エアリズムで正解なのです。
ちなみに、季節がら秋~冬になてしまうとエアリズム系のアイテムは手に入りにくくなりますので、必要な分はいまくらいのうちに準備しておくとべんりですよ。
↓インナーならベージュが透けなくて便利です(リンク先から色が選べます)
↓生地の薄い、夏のパンツは油断すると透けますので(メンズでも!)無難な黒にしておくほうが安心です。