こんにちは。終身名誉アトピーの灯です。
もしも突然アトピーになってしまったら何をするべきなのか。
ほとんどすべての人が様子を見て治らなそうなら皮膚科に行くと思います。 この行動は決して間違っていませんが最良の選択でもないと思います。
では突然アトピーになってしまった時の理想的な動きとはどういったものになるでしょうか。
今回はアトピー改善の初動についてお話をしていきます。
- 「様子を見る」のは正解。「記録をつける」が大正解
- 皮膚科ではなくアトピー専門医に行く
- 自己判断せず、セカンドオピニオンを有効活用する
- 人に頼る部分とじぶんがしっかりやる部分を区別するとアトピーが効率よく改善できる
「様子を見る」のは正解。「記録をつける」が大正解
突然、全身に凄まじいアトピーができてしまった場合は即病院ですが、ほとんどの場合はそんなことにはならず、関節の裏や手指、首や顔などにぽつぽつと現れるところからスタートすると思います。
最初はアトピーなのかどうかの判断ができない事は普通ですから、結果として様子をみることになってしまいます。
心当たりがありませんから軽い症状で皮膚科に行くという選択は普通しません。
この状況でできる理想的な動きは何かを考えると「記録をつける」一択です。
このブログではアトピーノートをつけることをすすめていますが、体にアトピーっぽいモノをみつけたタイミングがアトピーノートをつけはじめるタイミングということですね。
大人アトピー性皮膚炎の原因がわかるアトピーノートをつけてみよう - アトピーに負けないっ!
最速で病院に行くのが良いですが現実問題として難しいですからね。
このブログでもさんざんお話している事ですがアトピー改善に情報というのは極めて重要になります。
アトピーの原因はさまざまで、アトピー改善方法もさまざま。民間療法の類をいれればそれこそ星の数ほどの選択肢があります。
これに加えて体質に合う、合わないがありますから確率的に対策が効果がない場合のほうが多いのです。
だから病院にっても手堅い標準治療(ステロイド薬など)からスタートするわけですが……
ここで情報があるとスタートダッシュを決めることができます。
症状が発生した日にちがわかれば季節や気候もわかります。 その前後の変化点がわかれば原因追及が格段にやりやすくなりますからね。
辛い話ですがアトピーとは長い付き合いになると思ったほうが良いです。 だからこそ初動が重要であり情報が重要なわけですが……
本当に情報があるとその後の改善行動が変わってきますし、何よりじぶんでやる以外情報収集の手段がありませんので初動でやることが肝心なのです。
皮膚科ではなくアトピー専門医に行く
病院に行こうと思ったら近所の皮膚科に行きたくなりますがアトピーの専門医に行くことを検討しましょう。
アトピー専門医Google検索→アトピー専門医 - Google 検索
アトピーは長い付き合いになることが多い病気です。 それにどんどん新しい治療薬なども開発されている病気でもあります。
アトピーの専門医のほうがより多くの選択肢から治療を受けられる可能性が高いので初動は特にアトピーの専門医を訪ねることをおすすめします。
専門医の数は多くありません。 通うのが大変なら相談すると良いです。 自宅近くのアトピーに強い皮膚科を教えてくれます。 ただ、初動はアトピー専門医が良いです。 初動だけでも良いので頑張りましょう。
このときアトピーノートを持参しましょう。 せっかく情報を集めたヒント集を作ったのですから医師と共有しないのはもったいないです。
自己判断せず、セカンドオピニオンを有効活用する
アトピーノートを活用しつつ専門医の指導をうける形になりますが、ここでいちばんやってはいけないことは相談を怠ることです。
相談を怠り自己判断で行動してしまうとせっかく専門医に指導を受けているのが台無しになってしまう恐れがあります。
とはいえ、医師の指導に従ってきちんとやっているのにアトピーが改善しなければ疑いたくなるのが人情というもの。
そういう時はセカンドオピニオン、主治医以外の医師に相談するようにしましょう。
面倒ですし気が乗らないのはとても良くわかります。 初診料ばっかりかかってしまい金銭的負担を感じることもよくわかります。
でも、安易な自己判断で治療を中断したり余計なことをしてしまうとさらに大きな手間や金銭的負荷がかかってしまう場合があります。 というか、そうなる場合がほとんどです。
何より症状改善が遅れてしまうことがいちばんのダメージになります。
人に頼る部分とじぶんがしっかりやる部分を区別するとアトピーが効率よく改善できる
突然アトピーになってしまったときの理想的な動きをまとめると、じぶんでできることの領域と専門家がやるべき領域をしっかり区別したうえでやり切るということです。
【自分サイドでやるべきこと】
・情報収集(アトピーノート)
・指示通りの治療行動
・相談(特に不信感をおぼえた時のセカンドオピニオン)
【専門家にまかせること】
・治療方針
何度も言いますが情報収集(アトピーノート)は特に重要です。 突然アトピーになった状態で冷静な判断をするのは無理なのでしっかり情報を取って、情報に基づく行動を心がけると失敗しづらいです。
大人アトピー性皮膚炎の原因がわかるアトピーノートをつけてみよう - アトピーに負けないっ!
アトピーは長い付き合いになることが多いので医師との関係性も重要です。 しかし人には相性があるもの。 だからセカンドオピニオンは躊躇なく行うことを心がけるくらいでちょうどいいのです。
突然アトピーになったらびっくりすると思いますしショックだと思います。
あらかじめ効果的な初動を理解しておくと落ち着いて行動できるようになりますから、ぜひ参考にしてみてください。