アトピーに負けないっ!

アトピー克服した経験と方法をアトピーで生まれてくる子供のためにまとめたブログです

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お店の消毒でアトピーが悪化しない方法!具体的テクニックを紹介します。

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こんにちは。終身名誉アトピーの灯です。

 

アトピーの皆さん、手指のアトピーは大丈夫ですか?

 

わたしはこの間いったショッピングセンターの消毒液がトリガーになって大幅に悪化してしまいました。

 

今日はこの消毒液への対処法についてのお話です。

 

ウイルスの第三波が到来という話もありますし、何年もこのようなアトピーにとってしんどい状況が続く可能性があります。

 

自衛のためにも、ご紹介するテクニックを参考にしてみてください。

 

 

超キツイ消毒液を設置している店がある

 

お店に設置してある消毒液って統一されていないですよね。 アトピーにとってこれ最高にキツイです。

 

肌に優しい消毒液を設置してくれているお店もありますが、アルコールの原液かな?と思うくらい強烈な消毒液を設置しているお店もあります。

 

この間いったスーパーの消毒液がまさに超キツイタイプ。 消毒液が手に触れた瞬間から手がピリピリするレベルでした。

 

事前にバリアを張っておく対策が使えないのも困りもの。 クリームで膜を作っておいてもアルコール等が溶かしますからね。

 

つらさのレベルを一段階引き上げるのが使ってみなければわからない問題。 これもう時すでに遅しなのですよね。

 

だから回避テクニックを身に着けておく必要があるのです。

 

設置されている消毒液を使わないという選択肢が取りにくい問題

 

じゃあお店設置の消毒液を使わなければよいという考え方もありますが、集団生活、社会性を考えるとそうもできない事情があります。

 

空気を読むということですね。 良い文化だとは思いませんがある程度周囲との協調を意識しておかないと別の意味で辛くなります。

 

※特に子供のころからアトピーの人はこの手の空気感にすごく敏感だと思います。 それこそ、トラウマレベルで。

 

「水をすくう」手の形で消毒液を受けるテクニック

 

肝心のテクニックの話ですが、すごく簡単。 「水をすくう」手の形で消毒液を受けてください。

 

こんな感じです。

 

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アトピーの人なら100%理解してくれることなのですが、手指のアトピーって手の甲側がひどくなりやすく、手の内側はそれほどひどくならない傾向があります。

 

肘やひざとは逆なのですね。

 

だから消毒液を受ける時は手の内側だけで受けきれるように、水をすくうときの形を作って消毒液を受けましょう。

 

指をひっつけるだけではダメです。 下の画像を見てください。

 

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隙間が空いているのがわかるでしょう? この隙間から手の甲側と、指の側面に消毒液が流れてアトピーが悪化します。

 

これもアトピーなら理解できると思いますが、比較的アトピーが悪化しにくいのは手の内側だけです。 側面はまったく別。 絶対に側面に流出させてはいけないのです!

 

やってみればわかりますが、側面に流出させないように形を作ると指を曲げる必要があります。 指を曲げたうえで、指の重なり方を工夫しないとスキマが発生するのが確認できると思います。

 

軽く練習が必要ですが、コレができると手の甲、指の内側へのダメージを抑制することができます。

 

セットで会得したいテクニックが消毒液のポンプのちょい押し。

 

要するに、消毒液の量を最小限に絞ってしまうということですね。

 

ショッピングモールや商業ビルに行くと、嫌って程消毒させられます。 ビルの入り口で1回、各テナントに入店するたびに1回、昼食をとるときにレストランで1回、喫茶店で休憩する時に1回……

 

これだけの回数、短い間隔で手指にダメージを与えていたらアトピーが悪化して当たり前です。

 

でも、やらないわけにはいきません。 だから「やっている事実」を損なわずダメージをコントロールするテクニックが役に立つのですね。

 

まぁ、間違えて消毒液を出しすぎてしまっても手首を90度回転させて「うっかり」消毒液をこぼしてしまえばよいのですが、ほとんどの人は良心が咎めると思いますので、ちょい押しできるようになっておくと便利です。

 

消毒液のポンプを押した手の消毒は必要

 

消毒したふりをするテクニックといえなくもないですが、絶対に、もれなく消毒しなくてはいけない個所があります。

 

それはポンプを押した手のひらですね。 右利きの人なら右手でポンプを押すでしょうから、ポンプを押したところの消毒はきっちり行いましょう。

 

たぶん消毒液のポンプがいちばんヤバイ(リスクが高い)と思いますので。

 

ダメージコントロールが必要なのは消毒しすぎが原因のアトピー悪化に対抗するためであって、消毒自体は必要です。

 

消毒せずに人から指摘を受けるのは嫌だと思いますし、「わたしはアトピー」みたいな札を首から下げておくわけにもいきません。

 

アトピーにはアトピーならではの事情がありますから、多少面倒でも折り合いをつける努力をしたほうが結果としてストレスフリーになります。

 

このテクニックが少しでも役に立てばうれしいです。

 

やっていきましょう!