こんにちは。終身名誉アトピーの灯です。
アトピー改善に運動が良いですよ～という話は良く聞く話ですよね。
運動と言っても幅広く、ウォーキング、ジョギング、室内でできるモノだとボルダリング、各種筋トレ、変わったモノだと八極拳とさまざまです。
運動であれば何でもアトピー改善に一定の効果があります。 以前話した血流循環のロジックですね。
ただ、その中でも抜群に効果のある運動があります。 それがウォーキングです。
今日は、どうして運動の中でもウォーキングが抜群にアトピー改善に効果的かをお話していきます。
人間は前に向いて歩いている状態でネガティブなことを考えることはできないから
結論、人間は前に向かって歩いている状態でネガティブなことを考えられないからです。
このブログでは再三再四、アトピー悪化の原因はストレスだといい続けています。
アトピーは思考がネガティブになる傾向があるというのは誰もが理解できる話だと思います。
ネガティブな思考になってしまうこと自体は仕方のないことなのですが（やり場のない苦しみですからね）、原理としてネガティブな思考はストレスになるのも理解できると思います。
そこでウォーキングです。 どうしてウォーキングが出てくるかというと、ウォーキングとは基本的に時間をかけて前に向かって進んでいく運動だからです。
人間は整合をとろうとする生き物です。
笑いながら本気で怒ることはできません。 笑顔を作れば心も穏やかになりますし、本気で怒れば笑顔は崩れ、怖い顔になります。 必ずどちらかに寄る、整合をとるのです。
ウォーキングは時間をかけて前に進んでいく運動だといいましたよね？ 体が前に向かって進んでいる間、ネガティブなことというのは考えにくい。 人間はそういうふうにできているのです。
厳密にいうと、ウォーキング中でもネガティブなことを考えてしまわないわけではありません。 ウォーキング中でもしっかりネガティブなことを考えてしまうのですが…… 考え方の質が変わるのです。
人間は整合をとる生き物。 整合をとらないと気持ちが悪い生き物なのです。 体が前に向かって進んでいる状態で後ろ向きなことを考えるのは難しい。できない。気持ちが悪いのです。
だから考え方の質が変わるのです。 悩みや問題点に対して「で、どうしよう」と自然に考えることができるのです。
部屋にふさぎ込んでネガティブなことを考えたり、Twitterで吐き出したりしているとネガティブで終わりがちなのですが、ウォーキングしながらネガティブなことを考えると「で、どうしたら良いか？」というところまで考えるようになります。
これは嘘のような本当の話。 やってみれば誰もが実感できます。 だまされたと思って試してみてください。
これ実は仕事がうまくいくテクニックの応用でもあります。 仕事で悩んだりするときに体を動かしながら考えると良い考えに結びつくというテクニックですね。
仕事中に妙案が思いつかずに、家に帰っている途中でひらめいたり、休日お出かけしている最中に解決案がひらめいた経験は誰しもあると思いますが、まさにそれですね。
精神と肉体は連動している事を意識して運動方法を選択しよう
精神と肉体が連動しているという意識を持つことがアトピー改善では重要になります。
とりあえずやってみるのも大切です。
やるべきことが溜まっている状態や新しいことに踏み出す前というのは気づきにくいですが強烈なストレスがかかっている状態です。
やらなきゃいけないことがあるとそれがずっと頭にチラついて他の事に集中できなくなったり楽しめなくなりますし、新しいことに挑戦しようかどうか迷っている時は不安と恐怖がつきまといますからね。
やる前まではすごく気が重かったけど、実際やってみたら「なんだこんなものか」という思いとともに一気に気持ちが軽くなった経験は誰しもあるとおっもいます。
だからとりあえずやってみるのは大切なのですね。
やってみてダメだったらどうしようという考えはアトピー悪化の原因になります。 やってみてダメだったらは、やってみてダメだった時に考えれば良いのです。 案ずるより産むがやすしです。
ウォーキング、やってみましょう。 お金は1円もかかりません。 毎日の通勤で1駅手前で降りて歩いてみましょう。 普段車や自転車を使っていく場所に歩いて行ってみましょう。
ウォーキングは激しい運動ではありませんのでいろいろ考え事をする余裕があります。 悩みを考えない事は不可能ですし、先送りにするのも良くありません。
ウォーキングの隠された効果を理解して、効果的にウォーキングを活用できるとアトピー改善はグッと進みますから、試してみましょう！
