アトピーに負けないっ!

アトピー克服した経験と方法をアトピーで生まれてくる子供のためにまとめたブログです

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2023年のアトピーを振り返る

 

2023年はアトピー飛躍の年でした。

 

はるか昔、子供のころ、皮膚科から「大人になったら治る」と言われ、ぜんぜん治らず今に至るわけですが。

 

「アトピーを治す」って考え方ではなくて「アトピーと上手に付き合う」という考え方に本格的にシフトしたのが今年でした。

 

この考え方にシフトして、今までの研究資料をもとに新たな研究と実験をしたところ、生まれて初めてめちゃくちゃきれいな肌の状態で今年完走して来年を迎えることが出来そうです。

 

思い返すと夏前ですね。 夏に対策を始めるんじゃ遅い!って判断して春になる前くらいから対策を始めたのが正解でした。

 

冬の間のダメージを春までに回復させたのが良かったです。

 

きっかけは皮膚科を変更したことでしょうか。 いつも通っていた皮膚科から、美容皮膚科に変えたのです。

 

いつも通っていた皮膚科はすぐに診察が終わってすぐに薬をくれるので便利だったのですが、妻に「でもよくなってないじゃん。繰り返しじゃん」と言われて目が覚めました。

 

アトピーが悪くなったら薬でおさえる事、この繰り返しを当たり前と思ってしまっていたのです。

 

これは良くないな、本気で何とかしなきゃなと思って皮膚科を変えたんです。 この皮膚科、美容皮膚科で、コロナワクチン注射のときに行ったことがあって。 きれいな病院だなぁ、設備新しいし、先生いっぱいいるなぁと思っていたので好都合でした。

 

そこでセカンドオピニオン的に、今までの経緯を話しつつ診察してもらったんですが、薬を変えてもらいつつ、保湿方法に関してがっつり指導してもらえたのがでかかったです。

 

保湿剤をこれでもかってくらい処方いただき、塗るタイミング、塗る量、塗り方などを忠実にやっていたらいつもより治りが早かったんです。

 

後医は名医という言葉がありますが、ちゃんとコミュニケーション取るって大切だなぁとしみじみ。 前の皮膚科でやっときゃよかったと思わなくもないですが、環境変えたりのきっかけって大切だから。

 

保湿の重要性を実感してからおやすみ手袋に行きつくのは早かったです。 定番の対策ですからねぇ。 これが効果てきめんで、夏前にアトピー改善したうえで、良い状態を維持できたことが決定打だったと思います。

 

肌の状態が良い。この期間に肌のバリア、肌の厚みが回復したと思います。 そのため、多少調子を崩しても耐えることが出来るようになりました。 まったく掻かなくなったわけではありませんが、掻いても肌が丈夫になっているのですぐに掻き壊れないんですよ。 なおかつ、肌が元気だからか治りも早い。

 

この「好循環」に、一番調子を崩しがちな夏前に突入できたのが大きかったという分析です。

 

いちど良い感じになればあとは維持するフェーズに入ります。 これぇ、油断したらダメですね。 肌の調子が良くなってもおやすみ手袋外したり保湿を甘く見てはいけません。

 

治ったわけではないので。 環境が良くなって悪いのが表に出てこなくなっただけなので、環境が変わると普通に元に戻る気配を感じます。 経験上、まず間違いありません。

 

このような感じで「攻略法」を見つかることが出来たのが大きいところです。 兎に角、保湿して覆う事ですね。 手も、足も、首も、ひじも、ひざも同じ理屈で改善できます。 手足がいちばん覆いやすいだけですが、改善の論理は同じです。

 

性質上、どれだけ早めに気づいて取り組めるかが重要と思います。 どうしても時間がかかるので。

 

非常に良い気づきの1年でした。