アトピーに負けないっ!

アトピー克服した経験と方法をアトピーで生まれてくる子供のためにまとめたブログです

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アトピーでガッツリ掻いた深い傷が治るのに1週間以上かかった話

 

こんにちは。灯(@tumenoakari)です。

 

ここ半年くらいアトピーの調子が良いのですが、それでもたまにガッツリ掻くときがあります。

 

ガッツリ掻いてしまうのは悲しい事ですが、今までできなかった検証をする機会でもあります。

 

今までできなかった検証とは、アトピーで掻いた傷はどのくらいできれいになるのか?というものです。

 

アトピーの調子が悪い時は掻きっぱなしでずっと傷がある状態だったので検証が難しかったんですよ。

 

せっかく掻いたwので、どのくらいで治るのか検証してみようと思います。

 

深い傷は2週間以上かかった

 

傷の治りの速さと傷の深さは関係が強いです。

 

今回の傷はけっこう深めの傷。

 

結論から言うと、この傷が治りきる、肌がきれいな状態に戻るまでにかかった期間は約2週間くらいでした。

 

1週間くらいで治っているイメージがありましたが、意外と1週間じゃ治らなかったです。

 

掻いた後、血や体液がでている期間がいちばん面倒で、このいちばん面倒な期間は1日2日くらいなんです。かさぶたがはる前の、むき出し状態なんだけど汁系が出なくなった状態。 さわるとべたべたする状態です。

 

かさぶたができ始めてからが時間かかっている感じでした。

 

傷ができてから1週間くらいでかさぶたが盛り上がっていって安定するんですが、見た目は傷!って状態がもう1週間くらい続いて、かさぶたがはがれてきて(我慢できないアトピーなんではがしてしまうのですがw)、傷っぽさが減ってきて、でも赤みが残っている、ん~ 何かあった後だなっていうのが分かる状態。

 

これをやり切った後、きれいな肌の状態に戻るまで、つまり、掻いてからきれいな肌に戻るまで約2週間くらいかかりました。

 

浅い傷は1週間くらいで治った

 

浅い傷の場合は1週間くらいで治った感じです。

 

アトピーで掻く場合、爪を立ててがっつり掻くだけではなく、肌をこすり合わせて掻く場合もあります。

 

こういう掻き方の時はイメージ「皮をめくる」感じです。苦手な人が多そうなイメージですが、削り取るような感覚が近いです。

 

手袋をしていても掻けるんですが、そういう時の掻き方がこれですね。 タオルケットなどを使って広範囲を掻く場合もこの掻き方です。

 

被害範囲がめちゃくちゃ広くなりがちな一方で、傷自体は浅いです。

 

そのせいか、治るのも比較的早い感じです。 繰り返しのアトピーはこのパターンが多いような実感です。

 

良く「おやすみ手袋」をおすすしていますが、掻くことを防止するためのおすすめではなく、傷を深くしない事を目的としたおすすめだったりします。

 

寝てても手袋ぬいで掻くようになったが手袋は必要(おやすみ手袋) - アトピーに負けないっ!

 

皮膚科でもらうステロイド剤は、治る期間を半分にしてくれる

 

いままでの期間のお話は、自然治癒を前提としたものです。

 

皮膚科で処方されるステロイドを使用した場合、話が変わってきます。

 

傷の深さ、ステロイドの強さなどさまざまな要因が絡むので目安、参考、体感のお話になりますが、概ね上述の治る期間が半分になるような体感です。

 

深い傷なら1週間くらいで治り、浅い傷だと2~3日くらいできれいになる感じです。

 

早く傷を治すのがめちゃくちゃ大切

 

今までの経験から、アトピーで掻いた傷は「どれだけ早くきれいにするか」が重要だと感じています。

 

実際問題、弱った肌ときれいな肌だと、おなじ力、同じ方法で掻いたときにダメージが変わってくるんですよ。

 

基礎防御力が違うってイメージです。

 

きれいな肌だと、多少掻いたくらいでは肌が削れないですが、弱った肌はより深い傷になる感じです。

 

根本的に「痒くならない為の施策」が最重要である点は否定しませんが、100%痒くならないのは無理ですし、がまんも限界があります。にんげんだもの。

 

だから「痒くならない為の施策」とセットで「掻いたときのダメージ抑える施策」も重要だと思うんです。

 

傷ができてから治るまでの期間を検証しましたが、いづれにしても時間がかかります。

 

夏も近く、服の面積が少なくなり、アトピーの掻き後を隠しにくくなってきます。

 

がっつり掻くと、半月くらい跡が残るので、これからの季節を楽しく過ごすためにいろいろ工夫と研究をしていこうと思います。