我が家は夜間洗濯機が稼働して、朝に乾燥が終わるような運用になっています。 ちょうど寝起きの顔を洗っているくらいに洗濯機がピーと乾燥が終わったことを教えてくれるような感じです。 朝の時間は忙しく、やるべきことは大量にあるのですが、そのうちの一つに洗濯物をたたむという作業が組み込まれています。
とはいえ、朝の時間に洗濯物をたたむ必要はありません。 仕事が終わって帰ってきてからたたんでも十分に間に合います。 それでも、朝の時間に洗濯物をたたむようにしているのには理由があります。
ひとつめの理由は「やるべきことを残しておきたくない」です。 「帰ったら洗濯物をたたまなきゃなぁ」というのが嫌だ、という事です。 洗濯物をたたむことの優先順位は高くありません。 緊急の仕事や体調管理のほうがずっと優先順位が高いです。 なので、不測の事態があって、家に帰って洗濯物をたたむ気力が残っていないくらいだと休息が優先されますから洗濯物をたたみません。 すると、たたまれていない洗濯物が増えていったり、洗濯は終わっているのに所定の位置にバスタオルが無い等の諸問題が発生するようになります。 プチストレス多発の環境ですので、こうならないようにするためになるべく初動で片をつけるようにしているわけです。
もうひとつの理由は「割れ窓理論を重く見ている」ことです。 以下、AIによる割れ窓理論の説明引用です。知っている人は引用部分を読み飛ばしてください。
割れ窓理論は、簡単に言うと「小さな問題が放置されると、大きな問題が生まれる可能性がある」という考え方です。この理論の名前は、割れた窓が修理されないまま放置されると、周りの人々がその建物や地域を放棄し、犯罪や荒廃が進むという例から来ています。
小学校3年生に説明するなら、例えば、学校の校庭にあるゴミ箱がいっぱいになってゴミが散乱しているとします。最初はちょっとした問題のように思えますが、そのまま放置されると、他の生徒もゴミを捨てるようになり、校庭が汚れたままになります。すると、他の場所もゴミが捨てられるようになり、学校全体が汚れてしまうかもしれません。また、校庭が汚れていると、学校のみんなももっと荒れた態度をとるようになるかもしれません。
ですから、割れ窓理論では、小さな問題が起こったらすぐに対処することが大切だということを教えています。そのほうが、大きな問題を防ぐことができるんです。
洗濯物をたたまずに放置していることが他の事に波及していくことを嫌っているという事です。
実際に、食洗器やキッチンシンク内も油断すると荒れ果てていきます。 床の掃除もしなくなります。 どんどんどんどん家の中が荒れていくわけです。 これの行きつく先が汚部屋になっていくのでしょう。
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熱を出して寝込んでから、もう一つの考えが加わりました。 それは何かというと、体調不良時の保険です。 普段からこまめに整えておくと、1日2日寝込んでも「バスタオルが無い!」とはなりません。 体調回復に専念できるという事です。
後回しにするとロクなことにならないです。 我が家では観察の結果から、洗濯物をたたまずに放置していることが全体のトリガーになっていると結論付けました。
なので、忙しい朝であっても対応するようにしているという事です。