こんにちは。終身名誉アトピーの灯です。
突然ですがアトピーケアアイテムってきちんと定期的に交換していますか??
アトピー向けの体を洗うボディタオル、最後に交換したのいつだったか覚えているでしょうか?
今使っているバスタオルはいつ買ったモノか覚えていますでしょうか?
空気清浄機のフィルターを最後に取り換えたのはいつか覚えているでしょうか??
こんなこと言ってるわたしも実はサボりがち。
先日ケアグッズのメンテナンスと交換をしたのですが「えっ!新品ってこんなに違うの!?」と実感するレベルでした。
これって実は失敗談なんですよね。
今回お伝えしたいことはアトピー改善を目的にするならモッタイナイは敵だ!ということです。
アトピー改善を目的にケアグッズを導入したのに途中から長く使うことに目的がすりかわってしまうとアトピー悪化の原因になってしまうリスクがあるのです。
今回はこの失敗をふまえた消耗品の替え時についてお話していきます。
- アトピーケアアイテムは買って終わりではなく、性能を発揮させ続ける必要がある
- アトピー改善のために「もったいない」はやめよう。 推奨交換時期よりちょっと前に交換してしまうのがアトピー改善のコツ
- アトピーの人は「もったいない」と思ってしまう率が高いので罠にはまりがちだと理解する
- おまけ 交換のタイミングがわかりづらいアイテムの管理方法
アトピーケアアイテムは買って終わりではなく、性能を発揮させ続ける必要がある
アトピーケアアイテムは大きく2つに分類できます。
健康食品や保湿クリーム、せっけんなどの「使えばなくなる系アイテム」と空気清浄機や加湿器、体を洗うボディタオル、1秒タオルなどの「使ってもなくならない系アイテム」ですね。
今回注目するのは使ってもなくならない系アイテム。 使ってもなくならない系アイテムは定期メンテナンスと買い替え、交換が必要なのです。
どうしてメンテや交換しなくてはいけないかというと徐々に性能が下がっていき、最終的に効果を発揮しなくなるからですね。
効果を発揮しなくなるどころか、肌への刺激になったり菌の温床になったりで最悪アトピー悪化の原因になる可能性がありますから定期メンテと定期交換が必要なのです。
この手の減らないアイテムで悩ましいのがメンテナンス時期と交換時期がわかりにくいことですね。
使うたび少しずつ性能が低下していくので気づきにくいのですね。 理論上、使うたび必ず性能低下が発生しているはずなのですが、普通は昨日と今日の性能差なんてわかりません。 毎日使うものならなおさらです。
せっかくアトピーケアのためにアイテムを導入しているに効果が失われてしまっていては意味がありません。
性能を発揮させ続ける必要があるのでメンテナンスや交換は重要なのです。
アトピー改善のために「もったいない」はやめよう。 推奨交換時期よりちょっと前に交換してしまうのがアトピー改善のコツ
結論から先に言うともったいないと思わずに早めの交換をやるのが良いです。
と言いますのもタオルやブラシなど、アトピーケアグッズって肌に触れるものが多い傾向があります。
この手のアイテムを長く使う何が問題になるかというと肌あたりと菌です。
肌あたりはタオルなどがわかりやすいと思います。 買って1年くらいは肌あたりやさしいですがだんだんガビガビしてきますよね? ブラシなども使っていると傷んできます。
肌に触れる系アイテムが傷んでくると肌への刺激、ダメージを与えるアイテムに変質してしまいます。
それと菌の問題ですね。 抗菌機能が搭載されたアイテムも多いですが抗菌機能は永久に機能するものではありません。
アトピーケアを目的に買ったのに肌あたりはガビガビで菌の温床になってしまったら逆にアトピー悪化の原因になってしまうことは容易に理解できると思います。
空気清浄機や加湿器などのフィルター系もマメなメンテと定期交換が必要なアイテムです。
フィルター系の怖さは拡散リスクがあることですね。 加湿器のフィルターがわかりやすいです。 加湿器のフィルターを放置すると嫌な臭いがしはじめると思いますが、あれは菌が原因です。
メンテナンスを怠ると加湿器が菌をまき散らす機械になってアトピー悪化の原因になる可能性があるのですね。
定期メンテや定期交換を行わないとアトピー改善目的で導入しているものがアトピー悪化の原因になってしまいかねないということです。
ここで良く考えてみてほしいのですが、これに気づくタイミングっていつでしょうか?
そうです。 アトピーが悪化して気づくのです。 しかもすぐには気づきません。
ここが嫌らしい部分なのですがちょっと想像してみてください。
顔や体のアトピーが悪化し始めたときに、すぐに「タオルが原因だ!」とか「加湿器のフィルターが原因だ!」ってなるでしょうか? そうはならないと思います。
普通は「保湿剤が肌に合わなくなったのかな?」とか「最近強いストレスがかかったからな」とかを考えてしまうと思います。
これは非常に怖いことです。 原因が放置され続けますからアトピーも悪化し続けますし、下手に保湿剤疑って銘柄変えてしまい、変えた銘柄が合わなかったとなると地獄です。
こういう潜在リスクを無くしつつアトピー改善効果を維持するためにも定期メンテや定期交換が必要なのです。
そのうえで「もったいない」や「長く使えて得した」はアトピー改善にとってあまり良くないことだと気づくはずです。
冒頭で新品と交換したときに「こんなに違うの!?」と差を実感したことを失敗談だといいました。
差が実感できるということは、昨日まで効果が失われた(もしくは効果を十分に発揮していない)ケアグッズを使い続けていたということです。
新しいものと交換したけど違いが感じられないや…… は損している感じがしますが、効果が低下しきる前にきちんと交換できている事の証拠なのです!
買ったモノを長く使い続けることができてラッキー!と思ってはいけません。 アトピー改善を第一に考えるなら効果が失われたものを使い続けてしまってアンラッキー!と思うべきなのです。
アトピーの人は「もったいない」と思ってしまう率が高いので罠にはまりがちだと理解する
傾向としてアトピーの人は心の優しい人、気遣いのできる人が多いと思います。 アトピーという病気の症状は人の目を気にするからこそ辛いので。
そういうやさしい人は「まだ使える」ものを交換すると心が痛むと思います。
なので交換する理由をしっかり学び、考え方を変えてください。
あなたに買ってもらったアトピーケアグッズたちはあなたのアトピーを改善するために生まれてきたのです。
じぶんのために生まれてきたアイテムたちを長く最後まで使い切りたい気持ちは良くわかりますが、度が過ぎてアトピー悪化の原因にしてしまうリスクを忘れてはいけません。
アトピーケアグッズたちにとって最悪なのはじぶんたちがあなたのアトピー悪化の原因になってしまうことです。
なので早めのメンテナンス、早めの交換を行いアトピーケアグッズの性能を活かし切ることを意識するとじぶんもケアグッズたちもいちばん幸せになれるのです。
やっていきましょう。
おまけ 交換のタイミングがわかりづらいアイテムの管理方法
交換のタイミングがわかりづらいアイテムについて目安を書いておきます。
【タオル】
肌あたり的に1年から、長くても1年半で交換すると良いです。
定期的に漂白剤を使った菌をやっつけるメンテナンスを行うことが大切です。洗濯機に温水洗濯機能があるのなら1~2か月に1度やりましょう。(温水洗濯はアトピー改善に向いた機能です)
洗面台に熱めのお湯(60度くらい)を溜めてやっても良いです。温水でやるのがポイント。漂白剤の効きが段違いなのです!
【体を洗うボディタオル】
肌あたり的に長くても2か月で交換するようにしましょう。
ボディタオルは浴室で管理することがほとんどだと思うので意識して早めに交換するようにして、菌の温床になるのを防止しましょう。
浴室の換気扇は24時間稼働が良いと思います。カビの刺激をケアしましょう。
ボディタオルはナイロンなどの丈夫な素材でできているものが多く交換タイミングがわかりにくいアイテムのひとつなのでAmazon定期便などで気づく仕掛けをすると便利です。
アトピーは何を使って体を洗えばいいか問題は珍しく決定的な解決方法がある - アトピーに負けないっ!
【加湿器&空気清浄機のフィルター】
ワンシーズン使い捨てで交換しましょう。
特に加湿フィルターなどの水を含ませるタイプは下手にメンテナンスを頑張るよりも買い替えてしまうほうが良いです。
空気清浄機は目的を明確にして運用することを強くおすすめします。
PM2.5等の微細粒子をキャッチすることを目的にするなら1年に1回くらい(ほとんどのメーカーの交換推奨期間)でフィルター交換しましょう。
ほこりが舞うのを防止する目的で空気清浄機を使うならプレフィルターを付けてプレフィルターを1~2か月くらいの頻度で交換するのがおすすめ。 掃除機を使ったメンテの頻度も減りますしね。
プレフィルターは専用のものを購入する必要はありません。 キッチンの換気扇につかう不織布ロールタイプのフィルターを空気清浄機の吸い込み口に張っておけばOKです。
養生テープやマスキングテープで張り付けても良いですが、空気清浄機本体に100均などで手に入るシール状のマジックテープを貼っておくとプレフィルターの管理がすごく楽になりますよ。