やっぱりアトピーなので、アトピーではない人と比べると汚れは気になります。 冬場はウール製品をよく身につけます。 ウール製品は汚れにくく頻繁に洗濯するものではありませんが、アトピーの観点からホームクリーニングできるようにしています。
ウールは綿のような吸収力が無いため、綿と比較して汚れにくいです。 表面についた汚れはブラッシングで払えば十分で、クリーニングをするにしても、通常はシーズン終わりの1回で大丈夫です。
ですが、アトピー的にはシーズン終わりの1回だけでは物足りません。 アトピーを悪化させない、予防の観点から、身に着けるものはなるべく清潔を保ちたいものです。 特にマフラーやストール、スラックスなど、肌とじかに触れるものについてはやや神経質になります。
スラックスについては「そもそも汚れにくくする工夫」をします。 具体的にステテコを着用して、スラックスが肌に触れる面積を減らしつつ、ステテコは毎日洗えますからこの2本立てで清潔を保つ運用です。
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マフラー、ストールに関しては、ステテコのような間にはさめるアイテムがありませんので素直に洗うようにしています。 この理由で洗う場合、ドライクリーニングに出すよりも水洗いで皮脂を落とす感じでやりたいです。
実際にどう洗うかですが、それほど難しいことはせず、大きい平ネットに入れて、洗濯機のおしゃれ着モードで、単品で洗います。 エマールやアクロンなどのウールが洗える液体洗剤でじゅうぶん洗えます。 風合いの変化について気になるところですが、正直、実感できるほどの変化はありません。 変にパサつくこともありませんから、メリットとデメリットを比較したときに気持ちよく使えるようメンテナンスするという判断になったという事です。
洗濯には、ウール特有のチクチク感を押さえたい目的もあります。 敏感肌用の柔軟剤/仕上げ剤というのがあり、これを使って洗濯しあげをすると肌触りが滑らかになりかなりチクチク感を抑えることが出来ます。 100%完全におさえることが出来るようなものではありませんが、体感かなり違いすのでわたしは毎回使っています。
アトピー的に、ウール製品はメンテナンス方法や仕上げ方法を知っているかどうかで評価が激変するアイテムだと思っています。 ウール自体が非常に機能性たかいアイテムなので、ウールが自宅でケアできるようになると冬を快適に過ごしやすくなります。
仕上げの方法にも種類があり、ウールの大きな課題の一つであるチクチク感に対してもある程度の対処が可能です。手持ちのチクチク感で使えないアイテムがよみがえるかもしれません。
こういうのは「モノによる」ところが大きく、このあたりは経験値がモノを言う内容です。 情報を取って、試してみて自分のノウハウとして落とし込んでいくと豊かです。
