アトピーに負けないっ!

アトピー克服した経験と方法をアトピーで生まれてくる子供のためにまとめたブログです

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アトピーは不幸!アトピーで良い事なんて全くない!

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こんにちは。終身名誉アトピーの灯です。

 

アトピーで生まれて良かったことはありますか? 得したことはありますか?

 

普通はアトピーで生まれてきて不幸!アトピーで良い事なんて全く無いと思うのではないでしょうか。

 

ポジティブな考え全開でいけばアトピーだって得るものはありますが基本的に今の社会、人生においてアトピーがプラスに働くことはありません。

 

考え方は人それぞれですし、人それぞれの考え方を否定も肯定もしないのですが、事実を事実として認識しておくことは勘違いや間違いを抑制するという意味において重要だと思います。

 

なので今回はアトピーの辛さ、苦しさ、良い事、悪い事についてまとめていきたいと思います。

 

 

アトピーに辛さは体のかゆみ、痛みと心の痛み

 

アトピーの辛さは大きく2つにわけることができます。

 

体の痛みと心の痛みですね。

 

体の痛みはアトピーじゃない人も想像しやすいのではないでしょうか?

 

アトピーは良くも悪くも患部がわかりやすい病気です。

 

皮膚が傷だらけ、皮がめくれあがっている状態をみれば辛さは容易に想像できます。

 

実際、皮膚の傷や皮めくれの痛み、不快感はアトピーではない人でも想像の範疇を大きく逸脱しないと思います。

 

しかし、アトピーの人でなければ理解できない、アトピーならではの苦しみというのがあります。

 

それが心の痛みですね。

 

まずかゆみ。 アトピーのかゆみは想像を絶するものです。 がまんなど到底できないレベルのかゆみなのです。

 

あれほど肌が壊れるくらい掻くので常軌を逸するかゆみなのは明らかなのですが、神玄はじぶんの体験していないことは理解し辛い性質があるのでなかなか伝わりません。

 

小さいころに我慢が足りないと親に怒られた経験のあるアトピーの人は多いと思います。 当然、親も悪気があって言っているわけではなく、むしろ逆に子供をアトピーから救いたくて言っている事なのですが……

 

これが逆に心の痛みにつながります。

 

まずは理解しあえない辛さですね。 性質上どうしょうもありません。 アトピーじゃない人にアトピーのかゆみを体験してもらうことなどできませんからね。

 

かゆみの度合いを伝えるのって不可能レベルで難しいんですよ。 出産の痛みを男性が真に理解することは不可能だと思うでしょう? 金的を蹴られた痛みを女性が真に理解することは不可能だと思うでしょう? 同様に、アトピーのかゆみはアトピー以外の人には理解できないのです。

 

もうひとつ、見た目と掻いたあとの粉からくる不潔感ゆえの疎外ですね。

 

アトピーの人はいじめられていた経験のある人が多いはず。

 

いじめる側が悪いですよということを前提にしますが、アトピーの患部は悪い意味で目立ちます。 それに、アトピーの見た目はどうしても不潔感がつきまといます。

 

子供時代は特に顕著ですね。 学習が追い付いていないからです。

 

大人になってアトピーに慣れてくればある程度自由もありますしコントロールしやすいのです。

 

例えば仕事中に時間を作って着替えるなどできますし、周囲の知力も上がっていますから理解も得られやすいのですが、子供のコミュニティにこれは期待できません。

 

こういう経験をすることが多いので卑屈になりやすいといいますか、アトピーならではの気の使い方、周囲への配慮を強いられるため何をやるにもしんどい思いをし続ける傾向が強いです。

 

ドラクエで例えるならゲーム開始時点からずっと「どく」のステータスでプレイするような感じでしょうか。縛りプレイみたいですね。

 

あくまで傾向の話であり、恵まれた環境で生活できている人も居るでしょうか、傾向としては間違っていないと思います。

 

このような環境で生きていたらやや卑屈に傾くのは自然ですし、アトピーは不幸、アトピーで良い事なんて全くない!と思ってしまうのも自然だと思います。

 

時間は戻らないし嘆いてもアトピーは治らないのでアトピーの苦しみを逆利用してアトピーに復讐する

 

嘆いても良くなりませんし、アトピー悪化の原因はストレスだといい続けている通り嘆きそのものがアトピー悪化の原因になってしまいかねませんから考え方を変えるのは有用です。

 

アトピー心の苦しみはアトピーの苦しみはアトピー以外の人に理解し辛いというのが大きなウエイトを占めている事に気づくはずです。

 

逆に言えばアトピーの人は同じアトピーの人の苦しみがわかるということです。

 

これは明確な長所でありメリットです。

 

性格の悪い言い方になりますが、アトピーの人は人間社会で何をされたら嫌なのかということを誰よりもよく理解しているということです。

 

これがコミュニケーションに役立つことは言うまでもないでしょう。

 

また、アトピーの人はアトピーの人を助けてあげやすい立場にいます。 悩みや苦しみが理解できますからね。

 

たとえじぶんの子供がアトピーだったとしても、他のどの親よりも良いアトピー親になれる可能性が高いのです。

 

人間は誰かの役に立てると幸せを感じる生き物です。 人助けはアトピー改善にもつながる良い事なのです。

 

じぶんの人生が良い人生か悪い人生かを判断するのはじぶんの考え方です。 他人が決めることではありません。

 

アトピーのじぶんが子供をつくってアトピーの子供が生まれてきたとして。

 

アトピーを遺伝してしまって申し訳ないと思うか、プロアトピーのもとに生まれてきてラッキーだったねと思うかです。

 

両親がアトピーじゃないからといって100%アトピーではない子供が生まれるわけではないでしょう?

 

現状と向き合って自分にできることを整理して貢献していくとアトピーは良くなりますし、なにより人生充実しますから、やっていきましょう。