アトピーに負けないっ!

アトピー克服した経験と方法をアトピーで生まれてくる子供のためにまとめたブログです

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加湿と保湿はどちらが大切なのか?

 

加湿をしたら保湿手を抜いて良いのか? 保湿を頑張れば加湿をしなくてよいのか。 アトピー改善に対して、加湿と保湿、どちらのほうがより効果が高いのか。

 

100か0か、白か黒かでハッキリ答えるなら、私の環境では明確に「保湿」だと思います。 ただまぁ、より厳密に、ちゃぶ台返しをするのなら、これは「質問が良くない」に尽きます。

 

根本的に、事実として、保湿を100%完璧にすれば大丈夫という事もなく、保湿を100%完璧に行う事は現実的ではなく、加湿を100%完璧に……も同じで、どちらにしても100%完璧にはなりえないので、だったら相互補完すると良いですね、という筋のお話になります。

 

保湿の良さ、保湿の悪さ、加湿の良さ、加湿の悪さを分解して考えると見えてきます。

 

まず保湿の良い点ですが、これはパワーがある事です。 保湿剤を肌に直接塗って、肌の内側に保湿成分を浸透させるわけですから効果抜群でパワーも高いです。 保湿の難点は持続力の低さです。 浸透させるにしても、肌の上に膜を張らせるにしても、1回塗ったら24時間バリア!なんてことにはなりません。 これに対抗するために「おやすみ手袋」があるくらいです。 おやすみ手袋が効果的なのは、この難点を克服してくれるからに他なりません。

 

次に加湿の良い点ですが、空間全体の湿度をコントロールすることで、水分が肌から失われるペースを落としてくれる点です。 加湿の難点はパワーの低さです。 加湿のパワーが低いというか、加湿のパワーを高めると、湿度過多で不快感、雑菌の繁殖など多湿に係るトラブルが発生しますから、無暗矢鱈とパワーを高めるという事が現実的に実行できないという事です。

 

それぞれの要素を分解して捉えると、相互補完の関係になっていることに気が付きます。 保湿剤でパワーの高い対策をして、加湿環境に身を置くことで保湿対策の効果を長持ちさせるようなイメージです。

 

冒頭で回答した通り。

 

>100か0か、白か黒かでハッキリ答えるなら、私の環境では明確に「保湿」だと思います。

 

基本は保湿がベースになります。 保湿は、保湿する事よりも保湿の維持が難しいという性質があります。 なので、保湿の維持手段の一つとしての加湿が有効になるわけです。

 

逆に言えば、旅行や出張などで気にすべきなのは保湿です。 短期間という前提ですが、どちらか片方のみ対策するなら、対策のしやすさと対策効果、両方の観点から保湿に力を入れるのが良いでしょう。