アトピーに負けないっ!

アトピー克服した経験と方法をアトピーで生まれてくる子供のためにまとめたブログです

スポンサーリンク

対策を中断し、放置する

 

わたしはたまに、アトピー改善を中断し、放置する事をします。 面倒くさいからやらなくなった、三日坊主であった、などではなく、意図して中断しようと判断して計画的に放置します。

 

なぜこんなことをするのか。 理由は、いま実行しているアトピー改善が効果的なのかどうかを確認する為です。 アトピー改善は、やめると割とすぐに「アトピー悪化」の兆しが見えます。 アトピー改善自体が速効性なくゆっくりなので、アトピー改善策の効果測定を行う場合「続けて治ったか?」ではなく「中断して悪化したか?」のほうが明確でわかりやすかったりします。

 

この効果測定法は、非常に明確でわかりやすい利点を持つと同時に、そのままアトピー悪化一直線のリスクを持ちます。 実行していたアトピー改善策が効果的であればあるほど、中断したときのダメージは大きなものになります。

 

本効果測定法を実施するにあたり、非常に重要なのは「観察」になります。 この効果測定法では「悪化するかどうか」が見れればOKなので、実際に肌を最悪の状態まで持っていく必要性がありません。

 

自らの意志でアトピー対策を中断し、故意にアトピーを悪化させ、これで苦しむとなるのは意味不明なので、どの時点で見切るかが非常に重要になります。 これに有効なのが観察の強化と普段の記録です。 兆候が確認できたくらいのタイミングで切り上げることが出来るかどうかが肝になるという事です。

 

*-*-*-*-*-*-*-*

 

なぜこのようなリスクのある行動をするのか。 理由は、アトピー改善策の整理整頓をしたいというものです。

 

アトピーの悩みは深く、真剣に向き合っているので、新しいアトピー改善策の情報を獲得したり、新しいアトピー改善策を思いついたりした場合、チャレンジしてみたくなります。 すると、どんどんアトピー改善策の数が増えていきます。 既存のアトピー改善策と置き換える場合もありますので、単純に加算にはなりませんが、性質上、減ることはありません。

 

長期間まえむきにアトピー改善と向き合っていると、どんどんアトピー改善策が飽和していきます。 物理的にわかりやすいのは保湿剤が増えていくようなイメージでしょうか。

 

 

流れのどこかでアトピー改善策自体のメンテナンスが必要になってきます。 効果値の高いものを残し、効果値の低いものを取りやめていく必要が出てきます。

 

全部を続けていくことは、精神的にも、時間的にも、金銭的にも負担になりますから、一定ラインを越えたらメンテナンスの必要性が出てきます。 対策を中断し、効果測定を行うのはこのメンテナンスにあたる動きになります。

 

*-*-*-*-*-*-*-*

 

過程で獲得できる情報資源も非常に有用かつ貴重なデータになります。 自分の体を使った、オーダーメイドの試行錯誤結果のデータになりますから、傾向分析ができるデータという事になります。

 

このデータで行う傾向分析は角度が高くなりやすく、研究が進んでくると、じぶんにとって有効なアトピー改善の傾向が把握できます。 すると、新規でアトピー改善策を取り入れる際の精度が高まりますから、失敗する可能性を減らせることに繋がっていきます。

 

このあたりの状態になった時点で「アトピーを克服できた」と言えるのではないかと思います。