こんにちは。終身名誉アトピーの灯です。
運動がアトピー改善に役立つという話を聞いたことはないでしょうか?
運動したらアトピーが改善したという話は山ほどありますし、実際にわたしも運動したらアトピーが良くなりました。
運動と言っても様々な運動がありますがどの運動がいちばんアトピー改善に効果的なのか気になりませんか?
じぶんで試した結果をお伝えしますと、発汗を伴うはげしい運動よりも、日常生活で階段を使うことを意識したり、歩く機会を増やす等の軽い運動のほうがアトピー改善に効果的でした。
アトピーは「循環」が滞ると悪化する傾向がある
アトピー改善目的で運動を始めたころは発汗が重要だと思っていました。
汗をたくさんかく運動をするとアトピー改善したのですが、運動を続けるということ自体が非常にしんどくわたしは継続できませんでした。
そこでウォーキングを試してみたのです。
ウォーキングと言っても通勤の時に一駅分歩くとかその程度のものですね。 1日1時間以上歩くようにし、エレベータをなるべく使わないで階段をつかう程度の運動です。
これが案外良くて、アトピー改善したのですね。
いつものように確認のため運動をやめてみたらアトピー悪化したので運動がアトピー改善に効果があると思ったわけです。
発汗するほど運動しなくてもアトピー改善するんだなと実感し、どうしてだろうと考えたら血液の循環が改善理由なのではないかと思ったのです。
週に1回はげしい運動をやるよりも毎日軽い運動をしたほうが効果的
経験上、週に1回はげしい運動をやるよりも軽い運動を毎日したほうが効果的でした。
これには先ほど話した循環が影響しているのだと思います。 循環の強度をあげるよりも循環の頻度を高めたほうが効果的だったということですね。
この活動に向いているのが通勤ですね。 一駅手前で電車を降りて歩く運動がいちばんアトピー改善に向いていると思います。
日常生活で意識して体を動かすのがポイントでしょうか。
なるべく階段を使うようにしたり、10分~20分歩いて買い物に行ったりですね。 1日の中で散発的に体を動かすと良い結果が出やすいです。
逆に夏休みなどでこういった体を動かす機会が減るとアトピーが悪化しました。
発汗を伴う運動は悪くないですが、発汗した後の処理が難しい
「汗をかかない程度の運動」というのがアトピー改善的に重要な気がしました。
けっこう複雑な話なのですが「発汗」自体はアトピーに良い影響を与えると思っています。
デトックス的な考え方ですと発汗によって体の中の悪いものが排出できますし、循環の考え方でも発汗は循環そのものなので発汗がアトピーにとって悪いものとは考えにくいと思うのですね。
ここで問題になるのが発汗後の処理なのです。 具体的には肌への刺激と保湿ですね。
汗をかいたあとの処理が十分でなければ残った汗が肌への刺激になります。
汗の水分が蒸発して残ったものがアトピーへの刺激になりますし、汗は水分ですから菌の繁殖を促します。菌が増えればいやな臭いの原因になりますし、当然アトピーに悪影響を与えます。
もう一つが保湿です。 アトピーで保湿と言えば肌に保湿剤を塗ることを思い浮かべがちですが水分補給はそれ以上に重要です。
発汗で体内の水分が失われているわけですから肌の水分も少なくなっているわけですね。 適切な水分補給が行われないとどうなるかは言うまでもないでしょう。
ちょっと脱線しますが、運動部に在籍していたのにアトピーが良くならなかった、サウナでアトピーが悪化した等の話を聞いたことないでしょうか?
これには2つの原因が考えられます。
汗の処理が不十分だったこと、水分補給が不十分だったことが原因でアトピーが悪化してしまったのではないかと考えられます。
実際問題、汗の処理って難しいんですよね。 こまめにふき取るのも定期的に着替えをするのも、効果的なのは誰もが理解しつつも実行できないのは多大な手間がかかるからなのです。
運動による腸への刺激も無視できないアトピー改善ポイントです。 このブログではずっとアトピー改善と便秘改善はリンクしているという話をし続けていますが便秘改善にも運動は効果的です。
病院のアトピー治療方針に便秘改善があるくらいです。
参考→アトピー対策で母親が買ってくれた万田酵素を青汁と組み合わせたら化けたから受け継いでいく - アトピーに負けないっ!
運動不足に悩んでいる人は多いと思います。 実際、仕事をしていると運動する機会を作るのって大変ですからね。
それに、先ほど挙げたように汗の処理や水分補給など気を使わないとアトピー悪化の原因を増やしてしまうリスクもあります。
だからこそ、汗をかかない程度の運動を日常生活に取り入れるのがいちばん効率的かつ効果的なアトピー対策になると思います。
意識して階段を使ったり歩く機会を増やすことは誰もが日常生活でかんたんに取り組めることですから実践してみましょう!