めちゃくちゃ良く眠れた日とめちゃくちゃ眠るのに苦労する日がある。
眠るのに苦労した次の日のアトピーはすごい調子が悪い。
睡眠はアトピー改善に重要な役割を果たす。うん、そうだね。
じゃあ、上質な睡眠をとれるようにしましょう。 どうやって?
という事について。いままでずっと「何が良いか」について研究してきた。
お風呂に入る時間だったり、ヨーグルト食べるのが良いって事だったり。
研究してわかったこととして「何が良いか」ってアプローチはハードルが高いという事。
わたしの環境で再現するのが難しいってお話。
わたしは、帰宅してすぐ入浴したい。 ヨーグルトはじぶんが食べたいと思ったときに食べたい。
自分がやりたくないタイミングで「やるとよい事」が差し込まれるとこれ自体がストレスになってしまうわけです。
歯を磨いた後に「そういえば!今日ヨーグルト食べてない!」って気づいてしまうとストレスを感じてしまうわけです。
なので「やると良い事」ってアプローチは難しいと思った。
でも、そのままだとアトピー改善しない。
ならせめて「やっちゃダメ」なことについて分析して進めていこうという趣旨。
寝ているときのかゆみを無視しない
じゃあ、一番やっちゃダメな事って何か?って分析すると、それは寝ているときのかゆみを無視しないという事だと思うわけです。
これほんと、一番ダメで。
寝ているときにかゆみを感じた時点で眠りの質が下がっているわけですね。 眠ることに集中できていない。
眠らなきゃいけない時にほかのことに意識を割いているわけで。 しかも不快なことに意識を割いているのですから良いわけがないですね。
かゆみに負けて掻いてしまうのももちろんダメ。 掻いた後の肌はかゆみを増幅&誘発させるので負のスパイラルの出来上がりというわけです。
これに対して何をしたら良いかというと、ズバリ薬です。
今までの経験上、皮膚科でもらえる薬で最も価値があるのはかゆみを抑える飲み薬だと思います。
皮膚の状態が良くなってくるとかゆみを感じること自体が少なくなってきます。 これが「肌が強くなってきた状態」って言われるものですね。
ここに到達するまで、薬の力を借りて頑張るのが経験上もっとも効果的と思っています。
アトピーが良くなても定期的に寝ているときに痒くなるタイミングがあるので早め早めに対処していくのが、結果いちばんダメージ少ない実感です。
寝具を洗濯しない
寝具を洗濯しないのもダメです。
シーツや布団カバー、タオルケットは神経質なくらい洗濯したほうがアトピー改善に良いです。
これはアトピーならではの理由があります。
アトピーの寝具は「脂っぽくなりやすい」のです。
脂っぽい寝具が睡眠の質を下げるという事です。
なぜアトピーの寝具が脂っぽくなりやすいのかというと、真剣にアトピー改善、アトピー対策に取り組んでいるからです。
具体的に保湿です。
ハンドクリームやボディクリームが100%むだなく肌に吸収されることはありません。
では余ったクリーム類はどうなるかというと、洋服や寝具に吸収されるわけです。
これが脂っぽさの原因です。
とくにアトピーの保湿はがっつり目になりやすいというのも大きな原因です。
じぶんの体から出る脂やアトピーの汁に加えて保湿剤もかかってくるわけですから普通の頻度だとケアが間にあわないわけですね。
よい循環に突入しよう
アトピーを克服するためにはなるべく早く「良い循環」に突入させることが重要です。
弱り目に祟り目という言葉がありますが、アトピーの性質はまさにこれです。
ストレスの影響を受けやすいので、つらい時により悪くなる傾向があります。
逆に、環境が良いとアトピーも良くなりやすいです。
良い環境を維持する事。
悪くなっていることを早期察知し対応する事。
この2つを意識し、実行できることが「アトピーの克服」だと思います。