アトピーに負けないっ!

アトピー克服した経験と方法をアトピーで生まれてくる子供のためにまとめたブログです

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「なにもしない」って大変だぁ

 

「なにもしない」ってむずくね?というお話。

 

わたしは論理的であることを好むタイプの人間ですが、運とか流れとかそういった、いわゆる論理的ではないが、あるとしか思えない現象が存在すると思っています。

 

くだいて話すと「なにをやってもダメな時はある」という事です。

 

こういう時に、前向きに状況と向き合って改善策を進めていくのは素晴らしいことだと思いますし、否定しません。 ただまぁ。経験上、本気で何をやってもダメな時っていうのはあると思っています。

 

前向きな気持ちでしっかり状況と向き合って行動する事が良いとか悪いとかそういう話では無く、「待機」というのが最適解になるタイミングというのが存在すると思っているという話です。

 

タイミングをはかるようなイメージでしょうか。 前向きな気持ちで改善行動をするならば、いったん落ち着いてタイミングをはかってやったほうが合理的かつ効果的だよね、という話です。

 

常に前向きで、直ぐに行動するというのは「非常に良い事」に思えてしまいますが、考え方やモノのみかたを変換すると拙速、迂闊、匹夫の勇という捉え方をすることが出来ます。

 

「なにもしない」ってけっこう大変です。 なぜなら、何もしないというのは、なにもしない不安と向き合う事だからです。 行動すると安心すると思うのですが、この逆の理屈で不安になるわけですね。

 

つまり「なにもしない」ことに不安を感じる人は前向きだと言えます。 「戦略的/戦術的に待機することが出来る」という事なので。 逆の理屈で「なにもしない」ことに不安を覚えない人はちょっと注意したほうが良いかもしれません。

 

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考え方ですが「何もしない=前進していない」ではないという事です。

 

待つこと、タイミングをはかることは立派な改善行動の一環です。 「待機」というのは休憩時間ではなく「かまえておく」ことで、これはしんどい行動です。

 

このような考え方を持つと「拙速」を予防できます。

 

アトピー改善でこの考え方は重要です。 速効性のある対策や原因ばかりではないので「なにもしない、待機する、タイミングをはかる」ことが出来ず、矢継ぎ早に新たな対策を投入し続けていると「何が効果的であったか/効果的ではなかったか」の分析がやりにくくなります。

 

アトピー改善は無理なく継続することが非常に大切で、原因と対策の効果に個人差が大きい事から分析や研究の重要性が高いです。 なので、どっしり構えて、気持ちゆるやかなペースで改善を進めていくくらいがちょうど良いと思います。