アトピーで保湿というとクリームを思い浮かべます。
保湿クリームは大切ですがそれ以上に水分補給が大切です。
夏に向けてアトピー視点の水分補給の重要性のお話です。
保湿の基本は水分補給
水分補給は意外な盲点だと思います。 しっかりと水分補給しないと肌が乾きます。
下痢など体の水分がたくさん排出されてしまう状態になった時を思い浮かべるとわかりやすいと思います。 肌がカサカサしますよね?
しっかり水分補給をしないと体の内側から乾燥してしまうのです。
夏場にアトピーが悪化しやすい理由は汗と水分不足のコンボ
夏場アトピーが悪化する人は多いと思います。
汗による刺激が原因ですが、水分不足も原因です。
体の中から乾くので夏の肌は意外と乾燥します。
普段の環境にもよりますが、梅雨時期以外の夏場の室内って割と乾燥しています。
周囲の乾燥、水分不足による体内からの乾燥、汗による刺激。
複合的な原因が絡み合って、夏場はアトピーが悪化しやすいのです。
※日焼けもありますが、水と関係ないので今回は言及しません。(日焼けは海の記事でお話ししています)
冬場の乾燥も同じで体内の水分不足がアトピー悪化の原因になっている
夏場の水分不足は汗という形でわかりやすいです。 しかし、乾燥&水分不足は冬場も発生します。
冬場はシンプルに乾燥した気候ですし、エアコンなどで乾燥するのも夏場同様です。
それに夏場ほど気をつけて水分補給しませんから意外と乾燥状態に陥りやすいのです。
アトピー改善のために水分補給は大切
水分不足は健康にも悪影響が出ます。
アトピー改善のためにはアトピーと集中して向き合う体制が必要なので、他の体調不良にかまっている余裕はありません。
水分不足への対応はシンプルで、こまめに水を飲めばOKです。
方法は無数にありますが、やはり手元に水を置いておくのが手堅いでしょう。
個人的におすすめの方法はマイボトル(水筒)で水を持ち歩くこと。
経済的なメリットは言わずもがな。 ポイントは「せっかく準備したのだから飲み切ろう!」という気持ちになること。
職場に冷蔵庫があるなら2リットルペットボトルの水を用意しておくのが良いです。 水筒の水がなくなったら補給できるようにです。
例えば終業1時間前に500mlの水を買いますか? ぼくはもったいないと思ってしまい買いません。 帰宅してから出いいやって思ってしまいます。
財布に1万円しかない時にわざわざ崩して水を買いますか? よっぽど喉がかわいていない限りそこまで手間はかけないと思います。
無数の方法から何を選ぶかは判断ですが、水分補給をしない理由になる要素を極力少なくするよう選ぶのが効果的です。
↓参考までに、ぼくが使っている浄水器と水筒のセット
(浄水器はポット型が使いやすかった。洗いやすいので清潔を保ちやすいのもGood。)
(水筒は口の広いタイプが好み。職場の冷水器的なやつから直に補給できて紙コップの削減もできるので。)
こまめな水分補給はアトピー改善に効果がある
水分補給そのものがアトピー改善効果があるのではありません。
水分補給をすることで肌の調子が整いやすくなること。 便秘に効果があること。 これらが積み重なって体調不良系のストレスが少なくなります。
体が万全の態勢でアトピーと向き合うことができるようになるので、結果としてアトピーが改善するのです。
アトピーと保湿は切っても切れない関係性です。
体の外側からの保湿だけでなく、体の内側からの保湿にも目を向けるとアトピー改善は加速します。