感染症対策でマスクをして生活するのが当たり前になってきました。
マスクで肌荒れして困っているアトピーの人は多いのではないでしょうか。
マスクで肌荒れと言ってもいろいろあると思います。
・マスクが当たっている部分があれるのか
・マスクで覆っている部分があれるのか
今回はアトピー視点でマスクの肌荒れについての対策を紹介していきます。
マスクがすれる問題
マスクと肌が接触している部分が肌荒れするパターンですね。
マスクは仕様上かならず肌と接触します。 むしろ密着させてナンボ。隙間があるとマスクの効果が低下してしまいますからね。
その接触部分の肌が荒れる。アトピーが悪化するパターン。
現実的な対策はワセリンを塗ることです。
↓これ。白色ワセリン
ワセリンは肌を保護してくれます。 非常に硬いテクスチャなので、塗ったあとかなり長い時間はだを保護し続けてくれます。
理想としては肌が荒れてしまう前に塗っておくことですね。
余計なモノが入っていませんから気軽に、安心して使えます。
忘れがちなのが耳の裏!
マスクのゴムで負荷がかかり続けますから重点的なケアが必要な場所です。
ワセリンはこのブログで何度も登場しているアトピーの強い味方。
参考記事→ヴァセリンとワセリンは違う。アトピーの子供にワセリンの種類と選び方を教える - アトピーに負けないっ!
「とりあえず」使えるワセリンを常備しておくと肌荒れ、アトピーがひどくなる前に「とりあえず」対処できますのでおすすめです。
↓ヴァセリンとワセリンは違うので、買うなら白色ワセリンを!
湿気、雑菌の問題
あまり無いケースだと思いますが、マスクで覆っている部分の肌が荒れていくパターン。
これは湿気と雑菌が原因である可能性があります。
マスクの中って臭くなりがちですよね? このにおいの原因は口の中の雑菌です。
というわけで口内ケアが有効な対策になります。
歯磨きはもちろん、フロスや歯間ブラシ、リステリンなどの洗浄液を試してみましょう。
↓こういうの
あまり人には話したくない経験談なのですが、口内ケアをかなりしっかりやった日はマスクの中の嫌な臭いが明らかに少ないです。
マスク、肌荒れ、アトピー対策という切り口での紹介になりますが、エチケットや健康(口内細菌が病気の原因になったりするのです!)のためにもフロスや洗浄液を習慣化しておくと良いです。
参考記事(外部リンク)→口腔内の細菌と全身の健康について | 一般社団法人富山市歯科医師会
湿気の問題に対しては、マメにマスクを外すか、1日のうちで何度かマスクを付け替える対策が効果的です。
マスクの素材にこだわってみるのも良いと思います。 が、素材に関してはアトピー的な合う、合わないがありますのでマメな交換という対策が丸いと思います。
素材が合わない問題
割とアトピーあるあるの問題だと思います。
化学繊維の肌着で肌が荒れてしまうようなイメージですね。
一般的なマスクの素材は3つ。
・不織布(使い捨て系に多い)
・ポリウレタン
・綿(ガーゼマスク。アベノマスクもこれ)
最初に紹介したマスクが擦れる肌荒れと区別しにくいのが悩ましいところ。
不織布や布マスクで肌荒れを起こすことはよっぽど無いと思いますが、気にするべき点が無いわけでもありません。
それは洗ってリサイクルしている場合です。
・シンプルに洗い不足
・洗って生地がけば立った刺激
・生地に残った洗剤の刺激
マスクは手洗いすることが多いでしょうからすすぎをしっかり行いましょう。
あとはハンドメイド系のマスクに気をつけることでしょうか。どういう素材を使っているか?ですね。
どうしても化繊の肌着がだめな人がいるように、ポリエステルやポリウレタンで作られたマスクがダメな人も一定数います。
不織布マスクがダメな人というのはほとんどいませんから、マスク肌荒れで困っているアトピーの人は個包装のマスクを予備でいくつか持ち歩くのが安全だと思います。
↓持ち歩きを考えると個包装が便利で良いです。
衛生面でも肌荒れ対策としてもアトピーの人には「使い捨て」マスクが向いていると思います。
耳の裏側のアトピー対策!サプライ品も検討してみよう
耳の後ろは地味にアトピーがでやすいところです。
マスクのゴムが原因で耳の裏側のアトピーが悪化して困っている人も多いはず。
そういう時はマスクフックというアイテムを使うと良いです。
↓こういうの
意外と100均やドラッグストアで見ないので通販が便利だと思います。
正直、アトピーとマスクは相性悪いと思います。
とはいえアトピーだからとマスクを外すわけにもいきません。 周囲の迷惑になりますし、白い目で見られます。 感染症にかかってしまうリスクも高まりますからね。
だから、マスクで肌荒れしてしまう原因を分析して。 この大変な時期をうまく乗り切っていきましょう!