アトピーに負けないっ!

アトピー克服した経験と方法をアトピーで生まれてくる子供のためにまとめたブログです

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寝ている間にアトピーを掻かない方法(寝汗対策)

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アトピーには多くの悩みがあります。 その中で特にツライ悩みのひとつが寝ている間にアトピーを掻いてしまう問題です。

 

朝起きたときの絶望感たるや相当なもの。

 

アトピーなら1度は経験したことがあると思います。

 

寝ている間は無意識なので対策が難しいのも苦しいところ。 手を縛って眠るわけにもいきません。

 

しかし、まったく対策が無いわけでもないのです。

 

今回は温度と湿度を中心に寝ている間にアトピーを掻かない方法、寝汗対策についてお話していきます。

 

 

アトピー改善に湿度管理は効果的

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何もしてないのにかゆくなるシーンってありますよね?

 

そういう時を思い出してほしいのですがたいだいこの2パターンに収まると思います。

 

・乾燥して肌がかゆい

・汗ばんだ肌がかゆい

 

季節や気温でどちらかに偏った時に掻いてしまう。季節の変わり目にアトピーが悪化しやすい原因でもあります。

 

この2つはプラスとマイナスの差があるだけで本質は同じです。

 

つまり、温度と湿度がアトピーにとって快適ではないからかゆみが起こるのです。

 

このあたりがぼやっとするのは温度と湿度が目に見えないことが原因です。

 

洗剤が手にかかった部分のアトピーが悪化するみたいな状況だと原因が明確に見えますからアトピー悪化について納得できますし、具体的な対策ができるのですが、見えないから何となくという感じになってしまうのです。

 

寝ている間にアトピーを掻いてしまう原因はストレスを除けば温度と湿度が原因であることがほとんどです。

 

なのでまず温度と湿度が確認できる環境を整えましょう。 温湿度計が便利です。

 

 

(個人差がありますが)湿度60%~65%くらいを保つと夜中アトピーを掻いてしまうリスクを大きく減らすことができます。 エアコンや加湿器などで調整しましょう。

 

温湿度計は枕元におきましょう。

 

温湿度計を複数買って設置してみると良くわかるのですが、同じ室内でも場所によって温度&湿度はけっこう違います。

 

このことから、長く過ごす場所ごとに温湿度計を設置するとより効果的にアトピー改善をやることができます。

 

温湿度計とにらめっこしてアトピーノートに活用する

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温度と湿度が見えるようになるとアトピーノートの効果が高まります。

 

アトピーノートについて→大人アトピー性皮膚炎の原因がわかるアトピーノートをつけてみよう - アトピーに負けないっ!

 

アトピーノートは文字通り、じぶんのアトピー状況を記録していくノートですがそこに温度と湿度が記録できるようになるのは大きいです。

 

記録を取り続けるとじぶんのアトピーにとって快適な温度と湿度がわかるようになります。

 

例えばアトピーを掻いてしまった日の夜に雨が降っていたとしたら。 それは湿度が高くなって汗ばんだことが原因の可能性が高いです。

 

こういうのは記録をつけていないとなかなか気づけないもの。 じぶんの肌が相対的に乾燥に強いのか、湿気に強いのかを知ることができたなら。

 

夜間あめの予報ならエアコンを除湿運転にして寝る等の対策が取れるようになります。 これはかなり大きなことです!

 

なので寝室の枕元に設置する温湿度計はグラフ付きのものがより良いです。

 

 

温度と湿度は目に見えないものになりますからまず見える化するのは非常に有効な手段となります。

 

繊細な体温調整をするためにタオルケット&ガーゼケットを活用する 

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1年中、羽毛布団で寝ている人も多いと思います。 ぼくもその中のひとりです。

 

羽毛布団はすばらしいアイテムですが、羽毛布団だけで繊細な体温調整をすることはできません。

 

そこでタオルケットやガーゼケットを活用しましょう。

 

参考記事→タオルケットは掻くからアトピーの子供にガーゼケットを買う - アトピーに負けないっ!

 

体温調整の観点ではタオルケットでもガーゼケットでもどちらでも大丈夫です。(肌触りの観点からガーゼケットをおすすめしますが)

 

 

ポイントは2枚以上そろえることです。

 

個人差があるのであくまでぼくの経験談として聞いて欲しいのですが、ぼくは湿度60~65%の間でちょっと肌寒い(風邪をひかないくらい)の環境で眠るとアトピー掻かないです。

 

暑いよりも寒いほうがアトピーの調子が良いので薄手のガーゼケットで調整するのがちょうどよいのです。

 

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常に2枚以上ベッドに用意してあるのにも理由があります。

 

というのも、1枚だと肌寒過ぎるが羽毛布団だと暑すぎるというケースが結構あるのです。

 

そういう時にガーゼケットを重ねてかぶるとちょうど良いのですね。 もちろん洗い替えの目的もあります。

 

たまにガーゼケット敷いたうえに横になってガーゼケットを被るということもしますので2枚以上必要なのです。

 

寝ている間も無意識にかぶったりはいだりして体温調整しています。 エアコンの温度設定だけで調整するのは無理だと思いますので、ガーゼケットのようなアイテムを複数持っておくと重宝します。

 

おまけ 厚手のパジャマは冬でもNG

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「寝ている間にアトピーを掻いてしまう」問題的に厚手のパジャマはNGです。冬場でもNGです。

 

寝ている間にアトピーを掻いてしまう対策視点で着るもので体温調整するのではなくエアコンで温度管理を行ったほうがうまくいきやすいです。 

 

厚手のパジャマの問題点は寝ている間に暑くなっても脱げないことです。 結果、汗ばんでしまい掻いてしまうわけですね。

 

逆に。だからこそ繊細な体温調整が寝ている間にアトピーを掻いてしまう対策に効果的なのです。

 

ガーゼケットを数枚用意してその時々で素早く体温調整できるようにする。

 

根本原因をキャッチするために温湿度計で見える化する。

 

この2つこそ寝ている間にアトピーを掻いてしまう対策のキモなのです。

 

寝ている間にアトピーを掻いてしまうこと、朝起きた切望感はアトピーにとってたまらないことのひとつです。

 

ですが、寝ている間にアトピーを掻いてしまう問題には対処法が存在します。

 

これは1年中有効な対策になりますのでぜひ試してみてください!