アトピーに負けないっ!

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寒いっ!って思って暖房入れる前に保湿剤と加湿器を準備しよう

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こんにちは。終身名誉アトピーの灯です。

 

かなり寒くなってきましたね。少し前、汗ばむ気温だったのが信じられないくらいです。

 

気温の変化が極端すぎて体が寒さに対応できず、暖房を入れてしまった人も多いのではないでしょうか?

 

空調で室温をコントロールするのは健康に生活するうえで重要ですが、アトピーを悪化させないために気をつけるべき点が2つあります。

 

エアコンの暖房でアトピーを悪化させないために、室内の加湿と肌の保湿に気を配りましょう。

 

とくに季節の変わり目の今、意識してやると効果的なのでやってみてください。

 

 

湿度が低下しているから寒く感じる

 

事実、気温そのものが低下しているので寒く感じているのですが、体感気温に湿度が関係している事をご存知でしょうか?

 

湿度が高いと寒さを感じにくくなるという報告があります。 おおよそ、湿度が15%上がることと室温を1℃上げることはイコールなんだとか。

 

参考リンク→三菱電機 CLUB MITSUBISHI ELECTRIC:知っ得アドバイス

 

アトピーノートをつけているとわかりますが、この時期は気温(室温)だけでなく湿度も下がっています。

 

10月頭にくらべて10%~20%も湿度が下がっていますし、室温自体も10月頭は27℃くらいありましたが今は25℃もあればという感じですからね。

 

室温と湿度の両方が下がっていますから相乗効果でものすごく寒く感じるわけですね。

 

室温のコントロールだけならエアコンの暖房を付ければ良いのですが、エアコンだけだと湿度がコントロールできません。

 

このブログではアトピーと湿度の関係について何度か取り上げていますが、あまりに湿度が低くなりすぎると肌が乾燥してアトピーが悪化するのですね。

 

なので「ちょっと寒いな」と感じたタイミングでやるべきことは、エアコンを稼働させる前に加湿器を使って湿度を60%くらいまで戻すことだったりします。 これだけで体感温度はだいぶ変わりますし、肌の乾燥も緩和されます。

 

(実際、今くらいの時期のお風呂上りで肌が乾燥してきたなー、という感覚を持つ人はかなり多いはずです)

 

この時期は各部屋に保湿剤や保湿クリームを置くようにしよう

 

季節の変わり目、体感温度の変化、湿度の低下が発生していますので、基本的にこの時期はかゆくなりやすいです。

 

これもこのブログで何度も言っている事ですが、アトピーを掻かないなんてことは不可能です。

 

掻くことを推奨しませんが、掻かないことは無理なので掻いてしまうことを前提に対策しておくのが前向きだよねという話です。

 

で、肝心の対策ですが保湿を強化しましょう。

 

保湿の強化ポイントについて解説します。 といっても難しい話ではなく保湿の頻度を極限まで高めましょうという話です。

 

1回あたりの保湿量を増やすよりも保湿の回数を増やしたほうがこの時期に向いています。

 

ちょっとでも潤っていないと思ったらすぐにクリームを塗りましょう。

 

なぜマメな保湿をするかというと、掻いたときのダメージを極力抑えるためです。

 

アトピーの人なら理解できると思いますが、何の保湿もしていない肌を掻きむしった時と、クリームがのっている肌を掻きむしった時との肌ダメージは明確に違います。

 

シンプルに肌が潤っていた方が「掻く」行為によるダメージを受け流しやすいのですね。

 

そもそもかゆくなりにくくする効果も期待していますが、100%掻かないのは無理ですし、季節の変わり目はかける労力に対してリターンが非常に大きいのでこの時期は頑張りどころなのです。

 

季節の変わり目を上手く乗り切ると冬のアトピーはぐっと楽になる

 

この時期にこういった注意喚起の記事を何本か書くのは理由があります。

 

この時期のアトピー対策って効率が良いのですね。

 

逆に考えると理解しやすいのですが、この時期のアトピーの調子を崩してしまうと冬の間中ずっとアトピーしんどい状態が続いてしまうのです。

 

去年の冬を思い出してほしいのですが、冬の間中ずっと手指のアトピーがひどくて手袋つけられなかった思い出無いですか??

 

この時期から対処しておくとびっくりするくらい楽になりますからマジでこの時期がいちばんの頑張りどころなのです。

 

ちなみに今ピンときていない人はアトピーノートつけてみてください。

 

何年かつけてみると理解できると思いますが、冬のアトピーが悪くなる始まりの瞬間はたいていこの時期になるはずです。

 

今からならまだ間に合います。 加湿器と保湿剤、まだ持っていない人は湿度を測る湿度計を用意して、冬のアトピー悪化に備えましょう!

 

【クリームの小分けや湿度に関する参考記事】

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